MELONブログ
産業廃棄物の最終処分場を見てきました!【4R推進部会】
【日にち】7月29日(木)
【見学先】株式会社ジャパンクリーン 管理型最終処分場
【見学者】4R推進部会メンバー
仙台市は今、「省エネ家電買い替えキャンペーンを実施中!」
また中小企業者などは更に、「省エネ設備等導入支援補助金がもらえる!」
ということで、「なるほど~、もし自分にお金や土地がいっぱいあれば、冷蔵庫とかクルマとか太陽光とか、新しいのを買うと家計にも地球にも良いことなんだね~。」「でも、買い替えた古いモノって、そのあとどうなるんだろう?それって本当に地球にやさしいことなのかなあ?」そんな疑問を持ちながら、7月29日の最終処分場見学会に参加しました。
リサイクルしきれなかったゴミは、最終処分場に回して埋め立てるしかありません。今回4R部会がお邪魔したのは、青葉区芋沢にある株式会社ジャパンクリーンさんの「管理型」産業廃棄物最終処分場です。
「管理型」というのは、従来あったような「えっ、大丈夫?」という施設とは大きく異なり、収集から最終処分、更には排水の浄化に至るまで一貫した体制を確立した、まさに「サスティナブル(持続可能)!」な仕組みのことです。
杉澤社長の熱意あるお話を聞いた後に、まだ空っぽ状態の第Ⅱ期処分場や水処理施設の見学、その放水路にいた沢ガニの発見と、聞くこと見るものすべてが「納得・安心」できるものばかりでした。地域住民や自然との共生を第一に考えるジャパンクリーンさんの企業努力には、本当に頭が下がる思いでした。
4R部会がお勧めしている「生ごみ堆肥」も、今回の「管理型」と同じように空気を循環させることで好気性が保たれます。そんな共通点も知ることができ、とても有意義な一日を過ごせました!
(4R推進部会 あぜの)
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☆せんだいE-Action エネルギー実験室☆
せんだいE-Action エネルギー実験室が開催されました!
このイベントではエネルギーに関する体験を通して3E(省エネ、創エネ、畜エネ)について考えることが出来ます。主な体験内容は太陽光パネルで発電した電気を使ったガラスエッチング、手回し発電機の体験、「持てるかな?エネルギーのかばん」です。
ガラスエッチング体験では太陽光で電気をためた機械を使ってガラス製の物を削って自分だけの作品を作ります。中にはお家から瓶やお皿を持ってきて素敵な作品を作っている方もいました。納得のいく作品が出来るまで真剣に取り組んでいるようでした。私も実際に体験してみたのですが思い通りの線を描くことは難しい反面ゲームのような面白さがあり、つい集中してしまいました。作品が出来ると参加者同士で見せ合う姿が見られほっこりとした雰囲気でした。
手回し発電機体験では手回し発電機を使って電車のおもちゃや風車を動かしたり電球を点したりします。様々な「動く物」が用意されていましたが特に電車のおもちゃが人気を集めていました。送電機を用いて発電機と電車がつながれていない状態で動かすことが出来るため不思議な感じがしました。
「エネルギーのかばん」はそれぞれが日本、中国、アメリカの各国における一日に使用する一人当たりのエネルギー使用量を石油の重さにした時の重さと同じになっています。まず一つずつ持ってみてどのかばんがどこのエネルギー量と同じ重さであるかであるかを考えます。かばんの中にはおよそ20㎏で大人でも重いと感じるものもあるため、かばんを持ち上げる場面では子供から大人まで楽しんでいるようでした。その後の国当ても最後の2カ国で迷ったり、参加者内で意見が分かれたりと大いに盛り上がりました。その中で過去に得た知識を思い出して考える姿や参加者同士で意見交換する姿も見られエネルギーについてじっくり考えるきっかけになったのではと思いました。答え合わせをすると「え~!!」といった驚きの声が響きました。想像以上に日本はエネルギーを使っているということにびっくりしたようでした。ちなみに当日全問正解した方はたったの3名でした。その後グラフを使った簡単な解説をしました。参加者それぞれがかばんの重さの意味まで考えていました。最後は仙台の年平均気温の上昇を当てるクイズで締めました。こちらのクイズは正解を選んでいる人も多く見られました。仙台がエネルギーを使いすぎていることには気づけているのではと思いました。今度はそれを改善するために具体的に何が出来るのかを伝えていきたいと思っています。
運営側として不慣れな点が多く理解し難い説明となってしまったり質問に上手く回答出来なかったことも多かったのですが、周りの同じ運営者の方や参加者の方のご協力があり無事イベントを終えることができました。周りの方々への感謝の気持ちで一杯です。
また参加者が体験を終え笑顔で帰っていく姿が印象的でした。一人一人に「新たな気付き」があったのかもしれません。今回のイベントを通してそれぞれが現在にとっても、未来にとっても優しい暮らしを心がけられたら良いなと思いました。
(ラーニング生 天内)
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夏休み親子体験会『大豆のはてな?』で、冬木理事の講演がありました。
7月31日に未来プロジェクトin仙台 採用企画、 3回連続講座『大豆のはてな?』夏休み親子体験会(仙台農協岩切・いわきり社会学級主催)が行われ、、冬木 勝仁理事(東北大学大学院農学研究科教授) の講演がありました。
冬木理事は食部会の部会長でもあり、『大豆から考えよう食べ物・農業・環境」と題し、お話いただきました。
第1回の「畑で枝豆の収穫体験をしましょう」では、 10組ほどの親子が畑で枝豆を収穫をして、会場のたなばたけ高砂店に到着。
その後、講演となりました。
冬木理事からのお話では、
・最近の大豆の自給率はわずか6%であり、食用にかぎっては2割以上となっていて宮城県の収穫量は、全国の9%を占めている。(全国2位)
『食料・農業・農村白書』2020年度(2021年5月25日公表)
・近年、中国が大豆の輸入を急拡大、圧倒的で世界第1位となり、輸入ができなくなるかもしれない。今後は、特に国内で生産を拡大することが重要となる。
・世界全体で有機農業など環境にやさしい農業が拡大している。特にSDGsが採択された2015年以降に加速化しており、日本は拡大しつつあるが、世界の動向に比べると緩慢である。
など、子供たちも枝豆を収穫した後ということもあり、
特に高学年の子たちには、食料自給率のお話など関心を持ってもらえたようです。
今回の資料にもあった、農林水産省「みどりの食料システム戦略 参考資料」(2021年5月)によると、2050年までに目指す姿と取組方向として
・2050年までに農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現を目指す。
(ゼロエミッション化 :あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システムをいう。一般財団法人環境イノベーション情報機構 ホームページ参照)
・2050年までに、オーガニック市場を拡大しつつ、耕地面積に占める有機農業※の取組面積の割合を25%(100万ha) に拡大することを目指す。(※国際的に行われている有機農業)
・2050年までに化学農薬使用量(リスク換算)の50%低減を目指す。
・2030年までに、事業系食品ロスを2000年度比で半減させることを目指す。
などが取り上げられています。
農林水産省 のホームページ:https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
SDGsが目指す、『誰一人取り残されない社会に向かって』
一歩一歩前進していってほしいですね。
お話の後、私も少しお手伝いをして、「〇〇ボックス」といったツールを使い、クイズ形式で旬の野菜や果物はどういうものか、旬の野菜を食べる効果などを子ども達と一緒に楽しく学習しました。
今後、この講座では、11月に「大豆の収穫と選別・きな粉作り体験」、12月に「大豆で味噌つくり体験」などを行うとのことです。
未来を担う子供たち。素晴らしい明日に向かって、元気にはばたいてほしいですね‼
(事務局 山形)
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SDGs環境出前講話の申込みを締め切りました
広報しておりました「SDGs環境出前講話」ですが、キリバス編、南極編・気候変動編ともに定数に達したため、申込みを締め切らせていただきます。
小学校、中学校ともにSDGsが教科書の内容に入り、学校においても非常に関心が高いことが分かりました。
講話の申込みは締め切りましたが、ご相談がある場合はMELONまでご連絡ください。
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サイエンスデイ2021
サイエンスデイ2021に参加しました!今年はオンラインでの開催でしたが各団体がパソコンや身近なものを使う家でも出来る体験を組み込んでいたり、クイズで発言する機会を設けていたりと対面に負けない楽しさを提供していました。双方向のやり取りを楽しめるリアルタイムのプログラム、いつでも参加出来るオンラインでのプログラムがあり気軽に参加することが出来ました。
今回は参加した中から「バーチャル准教授?とデジタル画像の仕組みを学ぼう!」
と「サイエンスアゴラ in 仙台 ~科学とSDGsってどんな関係?~」の2つを紹介します。
「バーチャル准教授?とデジタル画像の仕組みを学ぼう!」は東北学院大学の「バーチャル准教授」と助手の「大学生くん」によるデジタル画像について学べるプログラムです。
まずは画像処理の概要説明から始まりました。「説明」というより「対話」に近く、「大学生くん」が「バーチャル准教授」に質問し准教授が答えていくという流れでした。二人のやり取りを楽しんで聞いていたらいつの間にか画像処理のイメージが掴めるようになっていました。次に画像処理を理解するうえで不可欠なRGBによる色表現、画像データの仕組みについて学びました。実験を行いながら進められ、理解を確かめることが出来ました。最後にこれまでの知識を使って、実際に簡単な画像処理体験を行いました。RGBの数値の調節で画像の色味が変わっていく様子を見ることが出来ました。それぞれが作った画像は画面上で共有され、盛り上がりました。
「サイエンスアゴラ in 仙台 ~科学とSDGsってどんな関係?~」は実際に行われたサイエンスで社会課題を解決している事例から、科学とSDGsの関係について考えるプログラムです。
zoomのQ&A機能で質問を投げることも出来ます。まずSDGsが世界で注目されている背景について学びました。SDGsという言葉はよく聞くけれどじっくりと考えたことはあまりなく、良い機会でした。環境面、社会面で課題を抱える現代、高齢化、人口増加により今とは異なる状況となる未来において持続可能性を意識することは不可欠だと分かりました。次に3つの取り組みが紹介されました。まず熊本県立天草高等学校研究部の方々による地球温暖化による海面上昇量の推定が紹介されました。その中で二酸化炭素を吸収する水生植物アマモの活性化を促すこと、種子の発芽率を高めることを研究していましたが、アマモの働き、栽培を安定させるという点に持続可能性を感じました。後半で述べていましたが、地域の人にアマモの種子を配ることも考えていて地域との繋がりも絶やさないようにする点が素晴らしいと感じました。次に福井工業大学の笠井 利浩さんによる雨水活用をテーマとした赤島活性化プロジェクトが紹介されました。雨水を活用する生活を営む赤島を拠点に低コストで安全な雨水利用の研究、雨水活用の普及活動を行っています。「雨水は飲めない」という固定概念を外すためにはまず飲んでもらうしかない、という考えで作られた「あまみずソーダ」「あまみずサイダー」が印象的で飲んでみたいとも思いました。
また「雨水生活体験」で雨水活用の人材育成もしていて次世代にも繋がるプロジェクトだと思いました。最後に車いす利用者の織田 友理子さんが開発されたバリアフリーマップアプリ「wheelog」が紹介されました。車椅子利用者、健常者がバリアフリースポット、車椅子で行くためのルートを発信するためのプラットフォームで、障害の有無にかかわらず社会貢献出来るという特徴があります。取り残される人を出さないという考えに感動しました。実は登録者の7割が健常者だと聞き、全ての人の平等に繋がっていると実感しました。車椅子での街歩き体験など教育活動も実施していて、活動の幅が広いと感じました。事例が紹介された後、実施の裏側やこれからの展開についてのお話まで詳しく聞けました。今回紹介された3事例は実施者もSDGsに働きかける分野も異なっていましたが、活動への強い熱意、様々な人と協力して行われたことは共通していると考えました。自分も興味のある分野はとことん突き詰め、それを発信して協力者を集めれたら良いと思いました。
他に海水温で取れる魚の種類も変わっていることなど地球温暖化に関する内容もあり、これからの地球温暖対策活動の参考にもなりそうだと感じました。多くのプログラムにおいてイラストを多用したり簡単な言葉を用いたりなどの工夫が見られ、子供でも楽しく理解できそうだと感じました。実際にカメラの向こうで目を輝かせていたり、興味深そうに質問を投げかけてみたりしている参加者もいて、コロナ禍ながら久しぶりにほっこりとした気持ちになりました。
CSO Learning 生 天内
紹介したプログラム
・2021出展プログラム|バーチャル准教授?とデジタル画像の仕組みを学ぼう!|学都「仙台・宮城」サイエンスデイ (science-day.com)
・ 2021出展プログラム|サイエンスアゴラ in 仙台 ~科学とSDGsってどんな関係?~|学都「仙台・宮城」サイエンスデイ (science-day.com)
・2021出展プログラム|海水温上昇と魚種変化|学都「仙台・宮城」サイエンスデイ (science-day.com)
画像元
・ 2021出展プログラム|バーチャル准教授?とデジタル画像の仕組みを学ぼう!|学都「仙台・宮城」サイエンスデイ (science-day.com)
・ 2021出展プログラム|サイエンスアゴラ in 仙台 ~科学とSDGsってどんな関係?~|学都「仙台・宮城」サイエンスデイ (science-day.com)
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