MELONブログ
SDGs環境出前講話キリバス編~気仙沼市立津谷中学校
9月6日(金)、2024年度SDGs環境出前講話キリバス編の最初は、気仙沼市立津谷中学校です。中学3年生も含めて全校生徒のみなさんが参加しました。
津谷中学校は気仙沼市内の他の小中学校同様に、ユネスコスクールに認定されています。さらに、「個別最適な学びと協働的な学びの一体化を目指した校内研究授業」なるものを随時、公開している先進的な学校です。
全校生徒と先生方がホールに集まり、講話は始まりました。MELONスタッフによるいつもの前振りでざわつき、ケンタロさんが英語で話しかけました。すぐに日本語になって安心した表情に。(笑)1年生のみなさんは、昨年度、津谷小学校でも講話を聞いたということで、2回目となりました。
校長先生はじめ、先生方にも熱心に聞いてもらえました。講話後の6時間目は、引き続き、探究学習コーディネーターのまるオフィスにインターンで来ている大学1年生の方が、探究的な学びの楽しさ、中学校で始めた探究が、高校でどのように深まり、大学進学につながったかなどを話したそうです。
二つの講話が、生徒のみなさんの探究心に火をつけることにつながったのではないでしょうか。
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SDGs環境出前講話環境編(運輸)~東松島市立矢本西小学校
2024年度のSDGs環境出前講話は、キリバス編、南極編、環境・防災編で計30校を小中学校、高校を対象に募集しました。6月下旬に募集を開始して、8月上旬にはすでに定数に達しました。
1回目は環境・防災編の中の⑦環境・運輸への申込みということで、8月27日(火)、ヤマト運輸株式会社宮城主幹支店の方々を講師として「クロネコヤマト環境教室」を東松島市立矢本西小学校5年生で行いました。クラスごとに実施しました。
前半は、ヤマト運輸の仕事、環境問題として絶滅の危機にある生き物や森林伐採、地球温暖化など、ヤマト運輸の環境への取り組みについて、クイズを交えて説明してもらいました。
後半は、「自分たちでできる環境への取り組みを考えよう」をテーマに個人・グループで考えました。全体で意見をまとめ、終了です。最後の最後に、キャラクターのクロネコシロネコちゃんにも登場してもらいました。
今年度から、講話とウェブ教材「わたしたちのSDGsライフスタイル」の使用がセットとなります。さっそく、その日のうちにウェブ教材を使用してもらい、各自のCO2削減量を送信してもらいました。合計は、56538kg-CO2となりました。
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小学5年生のためのお天気講座~仙台市立八木山小学校
SDGs教育プロジェクト校の一つである仙台市立八木山小学校5年生は、教科横断的に「気象と防災」の学習を行っています。9月18日(水)、tbc東北放送の星野誠気象予報士を講師にお迎えして「小学5年生のためのお天気講座」を行いました。3年連続の開催です。
星野さんが小学生のころ、冷夏で天気を記録していたことから始まり、高気圧と低気圧、天気予報、防災、八木山小学区のハザードマップ、SDGs、気候変動、対策と、子どもたちの関心をどんどん引き出していきました。まだ学習していない内容もありましたが、とても分かりやすく、「そうなんだ」と理解することができました。
講話を聞いた後は質問タイムです。たくさん手が挙がりました。
「降水確率はだれが決めるんですか。」
「天気予報を行っているときの気持ちは?」
「アマガエルが鳴くと雨が降るのは本当ですか。」
予想もしないような質問が次々ときて、答えるのにたいへんそうでした。
講話の後半にもあった地球温暖化、気候変動の対策ということで、MELONがつくったウェブ教材「わたしたちのSDGsライフスタイル~家庭でできる54個の行動」を紹介しました。送信ボタンを押すとデータが送られ、八木山小学校5年生みんなのCO2削減量と節約金額が分かります。さて、どれくらいになるか楽しみです。
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環境問題CMづくり~仙台市立鹿野小学校
仙台市立鹿野小学校5年生の先生から、総合的な学習の時間で取り組んでいる環境問題(1学期)と防災(2学期)への支援依頼がありました。昨年度、キリバス編の講話でおじゃましており、学校全体で仙台市教育委員会の自主公開校の認定を生活科と総合的な学習の時間で受けていることもあり、SDGs教育プロジェクト校の一つとして支援することになりました。
9月17日(火)、子どもたちが製作した環境問題をテーマとしたCM(仮)の発表会があり、参観しました。14チームもあるので、ストップ温暖化センターみやぎのスタッフ4人で行きました。
テーマは、地球温暖化、ごみ問題、森林伐採、水質汚染、大気汚染、土壌汚染、外来種の七つで多岐に渡ります。泉ヶ岳野外活動でお話を聞いて、それぞれのテーマ設定になったそうです。
CMと聞いて、ポスター1枚くらいかなと思いきや、複数枚のスライドがあり、それにナレーションが付けられていました。各自のクロムブックで情報を収集し、ロイロノートでまとめていったようで、使いこなしているなと感じました。テーマ設定の理由、問題の現状、原因、解決策、自分たちにできることと説明の流れがしっかりとできていました。
それぞれのCMに対して、よかった点を賞賛し、直してほしいところを助言しました。最後に、各テーマについてわたしたちからの参考資料を提示して終了です。
CMは、さらに修正して完成させ、約3週間後、全校に流すそうです。環境問題に関心を持って調べ、全校にも広めて行動していこうとする子どもたちの姿を見て、わたしたちもあらためて頑張らないといけない、そう思いました。
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TV放映のお知らせ(グリーンカーテンの効果測定授業)
9月12日(木)、チャージ!2部(khb東日本放送)で、MELONで支援しているグリーンカーテンの効果測定授業がテレビ放映されました。
長命ヶ丘小学校5年生の児童たちは、伊達武将隊と一緒に、まちづくりスポット仙台で育てたグリーンカーテンの生育状況を観察し、その効果をサーモグラフィーや温度計を使って確認しました。
5月に伊達武将隊から種子を贈呈してもらい、児童たち自身で水やりを行うなど、積極的に取り組んできました。また、まちづくりスポット仙台がある商業施設「ブランチ仙台」のテナントの方々も協力的に水やりに参加されています。
この効果測定授業は、長命ヶ丘小学校5年生とまちづくりスポット仙台や商業施設等の地域連携も加わり、MELONも参画している「せんだいE-Action」のプロジェクトとして実施されています。
※せんだいE-Action実行委員会とは
環境活動に関わる市民、企業、行政などが取り組む3E(省エネ・創エネ・蓄エネ)啓発プロジェクトです。
MELONは、小学校や児童館におけるグリーンカーテンプロジェクトを通じて、持続可能な社会の創り手を育てる学習、気候変動や防災、SDGsに関する学習支援「みやぎのSDGs環境学習支援」を行っています。「みやぎのSDGs環境学習支援」での活動報告の記録は以下からご覧いただけます。
▼みやぎのSDGs環境学習支援(お問い合わせはMELON・ストップ温暖化センターみやぎまで)
https://www.melon.or.jp/study/
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