MELONブログ

村松先生による特別授業~登米総合産業高校

12月3日(木)、登米総合産業高校で㈱ウジエスーパー提供、MELON環境エネルギーセミナーとして特別授業「震災後のエネルギーの話」を開催しました。講師は、東北大学多元物質科学研究所教授であり、MELONの理事でもある村松淳司先生です。同高校の第1学年4科(機械科、電気科、情報技術科、商業科)の105名が参加しました。

コロナ禍によって対面での授業ができるかどうか直前まで模索状態でしたが、無事に開催することができました。会場の産業教室は階段教室となっており、1年生は初めて使用するそうです。

村松先生には、温室効果ガスと地球温暖化、エネルギーについて、日本のエネルギー消費と電源構成、再生可能エネルギー、地熱発電などの話をスライドと動画を用いて高校生に分かるように説明をしていただきました。動画を食い入るように視聴し、まとめではワークシートに熱心にメモを取る姿が見られました。

大学の先生から高校生が直接、話を聞くことができる貴重な機会となりました。

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気候変動適応策サイエンスカフェ〜市民センター編

12月5日(土)、仙台市榴ヶ岡市民センターで気候変動適策サイエンスカフェの2回目を開催しました。1回目はオンラインで大学からの配信でしたが、今回は現地開催です。24名の方々に参加してもらいました。

1回目と同様、東北工業大学の近藤祐一郎准教授に講義をしてもらいました。先生からは、気候変動とは何か、気候変動によってすでに起きている影響と将来予測、緩和と適応、公園での適応策のキーワードを分かりやすく解説していただきました。

その後、参加者のみなさんで適応策の視点から榴岡公園を散策しました。

「鉄の遊具は夏に熱くなって触れなくなるでしょう。どう適応すればよいでしょうか。」

「木材で遊具を作るのがよいのでは。」「子どもたちが自分たちの発想で遊べるような場所にデザインすることが大切だと思う。」

公園の遊具、公衆トイレ、桜の銘木、看板、噴水、歴史民俗資料館、芝生とトラックなど、近藤先生の解説を聞きながら、各自が適応策を考えていきました。

小雨が降る寒い中で公園散策に参加していただいた皆様方、ありがとうございました。来年度は、コロナが収束してお茶を飲みながら気軽に話し合いができるサイエンスカフェになることを願います。

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2020年はWEBで開催!!~MELONフェスタ~

「第25回MELON会員と市民のつどい~MELONフェスタ~」

■デジタルコンテンツ:役員による動画配信、学生環境団体の活動PR
 2020年11月14日~配信スタート!
■役員・部会長によるディスカッション
 日  時:2020年11月28日(土)10:30~12:00
 配信会場:フォレスト仙台ビル2階 第1・2会議室
 テーマ :「私たちはMELON30周年をどう迎えるか」

会員同士の交流を大切に開催してきたMELONフェスタ。
今年はコロナ禍のため「2020年はWEBで開催!!」と銘打ってデジタルコンテンツの配信と、オンライン上でのディスカッションの開催となりました。
11月28日開催のディスカッションでは6名のパネリストがオンライン上で登壇し、テーマ「私たちはMELON30周年をどう迎えるか」について、それぞれの考えを発信してから意見交換をしました。

長谷川公一理事長(尚絅学院大学大学院特任教授)

髙橋春男副理事長・水部会長(弁護士、髙橋春男法律事務所代表)

山口哲男副理事長(日専連宮城県連合会会長)

三浦隆弘理事(「なとり農と自然のがっこう」主宰)

青木ユカリ評議員(NPO法人せんだい・みやぎ・NPOセンター常務理事・事務局長)

篠原富雄4R推進部会長・水部会メンバー

ファシリテーター:石垣政裕理事(特定非営利活動法人劇団仙台小劇場演出家)

それを受けての参加者の声を紹介します(アンケートより一部抜粋)。
「三浦理事の発言や山口副理事長の話を伺い、MELONに入っていて良かったと思いました」
「今日は、現在のMELONのことや課題を知るいい機会になりました」
「MELONの活動をどのようなツールで広めていくか課題」

ディスカッションは1時間ほどでしたが、あっという間に過ぎてしまい、もっとパネリスト同士の意見交換を聴いていたかった、もっと時間がほしい!と感じる場となりました。
2022年にMELONは30周年を迎えます。
今後このディスカッションの内容を紹介する機会を設け、MELON30周年に向かっての活動に繋げていきたいと思います。

今回の司会は学生インターンの水野公平さんが担ってくれました。最後にファシリテーターの石垣理事と水野さんで記念にパチリ☆お二人ともお疲れ様でございました!

デジタルコンテンツは大変好評だったため、一般公開の許可がおりた動画は今後WEB上にアップし、いつでも見られるようにする予定です。どうぞお楽しみに♪

事務局:高橋

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気候変動適応策シンポジウム

気候変動適応推進事業の2回目は、シンポジウムです。「持続可能な社会のための気候変動適応策シンポジウム」を11月19日(木)にエルパーク仙台で開催しました。

今回は、会場とともにオンラインによるライブ配信も行いました。80名を超える方々に参加いただき、宮城県だけでなく山形や青森、さらには三重県など遠方からも参加してもらいました。

国立環境研究所・気候変動適応策センター長の向井人史氏による講演では、気候変動の影響や予測について東北や宮城を事例に説明してもらい、適応策をSDGsの視点から話してもらいました。事例発表では、株式会社建築工房零の代表取締役社長、小野幸助氏より、バイオマスエネルギーの活用や気候変動に対応した家づくりなどの自社の取り組みのほか、宮城県中小企業家同友会の仲間である方の自然に寄り添ったカキ養殖の話なども紹介してもらいました。

向井氏による専門的な知見、小野氏による熱い思いが伝わり、参加者の多くから「これから適応に取り組んでいこうと思った」という感想をもらいました。このシンポジウムを受けて、1月15日に多賀城市で、22日に川崎町でワークショップを行う予定です。

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気候変動適応策サイエンスカフェ〜大学編

MELONは、宮城県の委託を受けて気候変動適応推進事業を昨年に引き続いて行うことになりました。今年度の1回目は、サイエンスカフェです。コロナ禍によって実施できるのか不確定の状況でしたが、11月4日(水)、オンラインで開催することができました。

MELONの理事でもある東北工業大学の近藤祐一郎准教授に講義をお願いして、同大学の学生を対象に実施しました。先生からは、気候変動とは何か、気候変動によってすでに起きている影響と将来予測、適応策、大学キャンパスにおける適応策の事例などを分かりやすく解説していただきました。

その後、6班に分かれてオンラインでのグループディスカッションを行いました。事前に班と班長(ファシリテータ)を決めてもらっていたので、スムーズに話し合いに入ることができました。参加者が工学部の学生なので、遮熱性のブロック、高反射率の壁面塗料、保水性の舗装など、専門的な知識を生かしたアイデアが出されました。発表方法も、口頭で説明することに加えて、事前に配っていたマップに手書きしたものを見せたりアイデアを書き込んだマップを画面共有したりするなど、工夫が見られました。

「気候変動は世界的な課題なので、今日の適応のアイデアは実現できるかもしれない。」「その後の卒業研究に広げていってほしい。」という近藤祐一郎准教授の講評をいただき、今後につながるサイエンスカフェになりました。

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