MELONブログ

今年も広瀬川の調査を行いました!

 



 6月7日、2007年より毎年参加している、全国水環境マップ実行委員会主催
「身近な水の環境の全国一斉調査」に参加し、広瀬川の水質調査を行いました。

 今年で13年目の参加となります。調査地点は、初回から変わらず同じ5地点で
「関山トンネル」、「ニッカ橋」付近、「大沢橋」付近、「牛越橋」付近、
「千代大橋河原」です。
  調査は、COD(D)、アンモニウム態窒素NH4+-N、硝酸態窒素NO3–N、
リン酸態リンなどの試薬を使い、透視度計や五感を使った観察も行いました。


試薬を使って調査

 



 今回は、新型コロナウィルスの影響のためか、全体的に昨年よりもさらに水が澄んでいました。
上流の関山トンネル付近では、道路沿いのせいか多少ゴミが散見されて残念でしたが、 水はきれいでした。
 ニッカ橋付近までは、鳥の鳴き声がよく聞こえ、昆虫も飛んでいて、水も無色無臭でした。
 大沢橋付近より、水は薄い白色になり、牛越橋付近では、薄い黄色となっていました。
  千代大橋付近は、両岸の立ち木を伐採されコンクリートの階段になり整備され、水辺により近寄れるようになりましたが、ゴミなどの汚れが見受けられました。

大沢橋から見た広瀬川

 



 川辺や海辺の整備が進められていく一方で、ゴミが捨てられ、そこに住む生きものたちに影響がでたりしています。
 これからも継続してMELONは、広瀬川、そして県内を流れている、みんなの大切な川の水質調査する活動を続けます。
応援よろしくお願いします!!




整備された千代大橋付近




(水部会 山形)

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新職員が入りました!

7月1日よりMELONの一員として勤務することになりました、亀崎英治と申します。

小学校の教員だった経験を生かしつつ、持続可能な社会を目指すような活動に関わっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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株主総会で「気候変動の対策を求める」

 FFFってご存知ですか?Fridays For Futureの略語です。未来のための金曜日という意味で「気候変動に具体的な対策を!」とスウェーデンの少女グレダさんが始めたストライキです。「未来がないのに学校に行くのは意味がない」と議会の外で一人でストライキを始めたのが2018年の夏でした。それが世界中に広がり日本でも組織されました。そのFFFのメンバーがメガバンクの株主総会に出席します。

 日本はCO2を排出する石炭火力発電を推進している事実をご存知でしょうか?昨年の12月COP25で小泉大臣が批判を受けたのは記憶に新しいはずです。

 その状況の中で6月25日から29日にかけ日本のメガバンクの株主総会にグレダさんの活動に賛同している若者が参加をして「地球温暖化防止の行動をとるように求める」と報道されました。この若者のなかには宮城県からのメンバーが含まれます。

 化石燃料(石炭・石油)からの発電は多くのCO2を排出します。世界情勢を見ると石炭関連のビジネスから投資を引き上げる(ダイベストメント)が行われていますが、日本のメガバンクが石炭火力発電開発企業へ融資額でベスト3を占めています。

 気候変動に対策を求める若者がストライキ(マーチ)だけでなく、メガバンクの株主総会に出席して「気候変動への対策」を求めます。

数日後の7月1日付の日経新聞に好意的な記事が出てました。環境団体や学生の「気候変動への取組み」を求める声が株式総会に一石を投じたのは間違いありません。

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(続報)未知の海洋プラスチックについて、宮城県漁業協同組合さんに伺ってみました

こんにちは。MELONでは、昨今話題となっている海のプラスチックごみ問題について、地元宮城からできることを考え発信しています。その中で、まずは宮城の海のごみの実態を知ろうと海岸調査を行ってきました。

最近の調査がこの通り。5月14日仙台市の深沼海水浴場で、MELON4R推進部会が中心となって、プラスチックの種類と量を調べてきました。


今回の調査で新たに見つかったプラスチックがありました。それがこちら


特徴としては、青系統の色のストロー型です。しかしストローよりも二回りは細く、長さも長いものでは20㎝以上ありました。

これは何なんだろう?とわからず、インターネットで調べても全く情報が出てきませんでした。

そこで、漁業に関わるプラスチックなら一番詳しい宮城県漁業協同組合さんにこのプラスチックを見ていただき、お話を伺ってみました! 宮城県漁業協同組合さんは私たちMELONの運営母体となっている5つの協同組合さんの1つで、長年大変お世話になっています。

 宮城県漁業協同組合さん曰く、ぱっと見は「のりす」に近いが、違うものとのこと。
 ふむふむ。
「海苔(のりす)」は、海苔の養殖に使う道具だそう。漁師さんが丁寧に育てられた海苔を、私たちが食べやすいように刻んで干す時に使うそうです。

しかし、もし「のりす」であれば、糸が頑丈にくっついているはずとのこと。また使用済みののりすは、産業廃棄物として適切に処理されているはずで海に流れるとは考えづらいとのことでした。
宮城県漁業協同組合の方もそれ以外ですと、このプラスチックに心当たりないそうです。

結局今回のヒアリングでこの未知のプラスチックのことはわかりませんでしたが、また今後も調査を続けていきたいと思います。
今回快くご協力いただけました宮城県漁業協同組合さん、本当にありがとうございました!

このプラスチック等に、お心あたりある方や、興味ある方いらっしゃいましたらコメントいただけるとありがたいです!

事務局 畠山

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新職員が入りました!

5月21日よりMELONの一員として勤務することになりました、三澤由貴と申します。
総務・経理を担当いたします。
MELONの活動を支えながら、自然豊かなみやぎの環境を守るには何ができるかを考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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