MELONブログ

荒浜の今〜仙台市立七郷小学校にゲストで呼ばれました

10月16日(金)、仙台市立七郷小学校6年1、2、3組の総合的な学習の時間に、ゲストティーチャーとして呼ばれました。ここは、私、事務局スタッフ亀崎が小学校の教員としてかつて勤めていた小学校です。そして、6年生のみなさんは、3年生のときに算数の少人数指導や総合的な学習の時間を行った子供たちなのです。再び子供たちの前に立つことができて感動しました。このような機会を与えていただいた七郷小学校の先生方に感謝いたします。

3年生の頃の思い出で場が和み、震災前後の学区の様子と先輩たちの取組の紹介を私からした後、「海辺のたからもの」代表の畠山紳梧さんから、仙台市若林区荒浜の深沼海岸での活動紹介を行いました。

「まほうをかけて変えるんだよ。」

初めは何のことか分からずにキョトンとしていましたが、海洋プラスチックがアクセサリーに、雑草が花束に、松ぼっくりが燃料になど、実物を手に取りながら、その意味を子供たちは理解していきました。

「来年にカフェをオープンさせるんだけど、カフェの中と外をどうすればよいか、アイデアを聞かせてくれないかな。よいものは採用するよ。」

子供たちにカチッとスイッチが入った瞬間です。なるほどと思うアイデアが次々に飛び出してきました。

「雑草の花束をドライフラワーにする。」

「海岸で犬の散歩をしたことがあるので、ドッグランのコースを作る。」

「荒浜のことや震災のことを伝える展示コーナーを設置する。」

まだまだたくさん。「本当に実現させるからね。」という畠山さんの力強いことばに、夢と希望を見出した子供たちでした。卒業までのさらなる学びの積み重ねを楽しみにしています。

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エコドライブ・エコカーのすゝめ

10月17日土曜日、宮城県地球温暖化防止活動推進員である三品さんの会社、㈱三創主催の「エコドライブ・エコカーのすゝめ」というイベントに参加しました。このイベントでは日産リーブ、BMWi3三菱ミニキャブミーブの3車種の乗り比べができる贅沢なイベントでした。当日の天気は午前中は雨でしたが、午後になると雨もやみ、多くの方が電気自動車の試乗を楽しんでいました。実際に僕も日産リーブに乗ってみました。

まず運転席に乗って、最新のテクノロジーに圧倒されます。見てください、このマウスのようなシフトレバーを!そしてバックミラーも鏡ではなく、映像で後ろが確認できるので、視野が広く、視界もクリアです。なんとなく運転席というより宇宙船のコックピットにいるような印象をうけます。一方で運転の方は非常に簡単で、e-pedalというものを使えば発進から停止までアクセルペダル一つでできるようになるそうです。

マウスのようなシフトペダル
バックミラー 映像なので後ろの乗客に視界が遮られない。

また、電気自動車ならではの滑らかな加速も体験できました。イベントに使われた3台は走行可能距離、価格、機能三者三様でした。電気自動車をもし購入する際は適したものを選んでいただければとイベントのスタッフの方にも教えていただきました。近年は中古車なんかもあり、補助金も様々なものがあります。皆さんも機会があればぜひ一度は電気自動車を体験してみてください。

また、電気自動車は電源としても使えます。今回のイベントではリーフから電源を供給してもらいながらメロンはうちエコ診断のブースの運営を行なっていました。電気自動車からの電気は非常時の電源としても使えるとのことです。
現在開発が進む再生可能エネルギーの多くが発電システムであることを考えると、電気自動車の普及は持続可能な社会への重要な布石と言えます。さらなる開発が進むことを期待します。
インターン生 水野

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食べ物が泣いている

10月1日宮城県富谷高等学校にて講師派遣を実施しました!
富谷高校ではユネスコスクールの理念(SDGs)に基づく様々な問題について総合的探究の時間を活用し学習を行っています。

今年度は「気候変動」をテーマに地球温暖化防止活動推進員の後藤健一さん、佐藤俊彦さんが「食品ロスと地球温暖化」を テーマにお話をしてきました!

後藤健一さん

後藤さんと佐藤さんは推進員グループ「コミュニケーターチーム」として毎月メンバーたちと定期的に集まり環境学習用の資料を切磋琢磨しています!
今回はその成果の見せどころでもありました!

佐藤俊彦さん

食品ロスを燃やすのにかかるエネルギー量、そこへつながる地球温暖化、さらに温暖化によって別の地域で食料が取れなくなってしまうことなど丁寧にお話してくれました。

一番生徒たちの関心を集めたのは「命のメジャー」
栄養不良の可能性があるかどうか調べるときに使用するこれは5歳未満の子どもの二の腕(上腕)を測るのに使います。
今回新型コロナウイルス感染拡大防止のため回してみてもらうことはできませんでしたが、ユネスコのウェブサイトでダウンロードできますよ。

富谷高校前で1枚

今回お話を聞いて、普段の生活を見直すきっかけになってくれれば幸いです。

(スタッフ吉田)

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温暖化と○○

9月28日、10月8日に宮城県白石高等学校の1、2年生がフィールドワークの一環でMELONに来局してくれました!

9月28日は温暖化とグリーカーテンについて、亀崎と吉田が

10月8日は温暖化と食品ロスについては推進員コミュニケーターチームの佐藤俊彦さん、佐藤郁子さん、後藤健一さんがお話をしましたよ。

白石高等学校では1年生と2年生がグループとなってそれぞれのテーマごとにヒアリングなどを実施しているそうです。

皆さん熱心にお話を聞いてくれ、質問もいっぱいしてくれました!
少しでも皆さんの活動の力になれたら幸いです。

(スタッフ吉田)

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キリバス環境出前講話(塩竃市立玉川小学校)

日時/2020年10月8日(木)
実施校/塩竃市立玉川小学校 対象/6年生
受講者/62名
講師/ケンタロ・オノさん(一般社団法人日本キリバス協会 代表理事)

今年度2回目のキリバス環境出前講話は、塩竃市立玉川小学校6年1,2組のみなさんです。子どもたちとの対面を楽しみにしながら、 雨が降る中を塩竃駅から学校へ続く細い道を上り、10分ほどで到着。

ケンタロ・オノさんのお話を真剣に聞き入る子どもたち。そして、一言一句を聞き逃さないというほど、メモを取っていました。文だけでなく、図やイラストにも表現。中には、書ききれなくてワークシートの裏にかく子どももいました。

「どんな魚をたべるんですか。」

「キリバスのお金は何ですか。」

「コンクリートの家はあるのですか。」

質問も次々と出てきました。関心を持って調べ、行動に移してほしいと思います。

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