みやぎ里山応援団

「みやぎ里山応援団」って??

日本人の心のふるさと、里山。宮城の6割が森林と豊かな資源がありつつも、手入れが届かず荒れている森林も多くあります。そこで、里山の保全と森林の活性化を目指し、他団体と協力しながら里山体験講座や生きもの調査、森林資源の利用促進などを行っています。

具体的にどんなことをしているの??

1.例会の開催

1、2ヶ月に1回、調査の進め方や講座の企画、森林活動ネットワークの構築について話し合いを行っています。メンバーは森林活動を実際にしている方だけでなく、主婦の方もいます。また、時には例会後に森林資源を活用している飲食店(薪釜ピザ・薪ストーブ)に行き、お話を聞くこともあります。

2.生きもの調査「セミのなき声調査」

里山や森林保全を通して生物多様性保全につなげよう、と2011年から「セミのなき声調査」を始めました。姿は見えずとも、声を聞くことで、そこに何の種類のセミがいるのかが分かります。経年変化を調査することで、宮城の環境の変化を調査します。

3.講座の開催
(1)「森で遊ぼう!」などの森林体験の場の提供

森に親しみ、親子で遊ぶ講座を毎年春と秋に開催しています。植物観察をしたり、手作りのブランコやターザンロープで遊んだり、ピザのトッピングや汁物作り、伐倒や薪割りを体験します。楽しみながら森の役割りや保全の大切さについて伝えています。また、大人向けにもキコリ体験会や森林ボランティア体験会なども行なっています。

森遊びを楽しく、安全に楽しむために
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(2)森林資源活用セミナー

地元木材で作る住宅見学会や薪ストーブ体験会など、森林資源の活用を促進するため、セミナーや講座を開催しています。薪ストーブセミナーには毎回多くの関心が寄せられており、興味関心が高まっていること、隠れた需要が多くあることが分かります。2013年10月には、宮城県に対して「県内全域で薪ストーブ、ペレットストーブの購入に助成制度を設ける要請」を提出しました。

4.森林保全活動ネットワーク作り

県内の森林保全活動団体や企業・学生・市民をつなぐことで、森林保全活動の促進を目指しています。MELONでボランティアを募集して、他団体の活動のお手伝いをしたり、「仙台緑のボランティア団体連絡会」に加入し、他団体と情報交換を行なっています。

これまでの活動報告

過去の活動については、MELONオフィシャルブログをご覧ください。
http://blog.canpan.info/melonblog/