水部会

「水部会」って??

蛇口をひねれば簡単にきれいな水が手に入る現在、水のありがたみを実感することは少なくなっています。命の源となる水を保全するために、河川の水質調査、水と暮らしの歴史調査、水に関心を持ち親しむ講座の開催など、水に関して多様な視点から活動を行なっています。

具体的にどんなことをしているの??

1.例会の開催

1~2ヶ月に1回程度、メンバーが集まって話し合いを行っています。活動や調査の方向性を考えたり、進め方やスケジュールの調整、役割分担などそれぞれ自由に意見を出し合っています。

2.広瀬川水質調査の実施

毎年6月に全国水環境マップ実行委員会が行っている「身近な水環境の一斉調査」に参加し、広瀬川の上流から下流までの6ヶ所で水質調査を行っています。CODだけでなく、アンモニウム態窒素や伝導率、透視度の他、五感を使った水辺環境や水の様子を調査しています。

3.「水の神さま」プロジェクト

2008年から水部会の独自のプロジェクトとして、地域に祭られている龍神碑・水神碑・不動尊など水にまつわる神さまを調べ、地元住民にヒアリング調査を行っています。「水の神さま」は、かつて水と人との歴史があったという証拠です。同プロジェクトのノウハウをもとに2011年〜2012年に「江合川水ものがたり」(DVD教材)を作製しました。2014年〜2015年にかけては「沿岸地域の水の神さまが繋ぐ水と人の文化伝承プロジェクト」が進行中です。↓「水の神さま」を探せ!特設ページ(仙台市33ヶ所を掲載)

4.ラムサール条約登録湿地などでの渡り鳥観察会

宮城には、伊豆沼・内沼、蕪栗沼・周辺水田、化女沼の3ヶ所、水鳥の越冬に重要なラムサール条約登録湿地があり、蒲生干潟も貴重な生きものが生息しています。水環境と生物保全の重要な場所で、くらしとのつながりについて知ってもらうため、観察会を年1回開催しています。

5.地域イベント等でのブース出展

水とくらしへの関心を広めるため、他団体主催のイベントなどにおいて、「水の飲み比べ」や「紫キャベツの汁を使った酸性・アルカリ性調べ」など驚き楽しみながら水について見直すきっかけを提供しています。
これまでの活動報告

これまでの活動報告

過去の活動についてはこちら(旧サイトをご参照ください。)
https://www.melon.or.jp/contents/Section/Water/index.html