水は「飲み水」をはじめ「生活用水」として、あるいは「灌漑用水」として私達のくらしに欠かせません。人々は水の恩恵に感謝し、川や井戸、湧水地に「水の神さま」を祀ってきました。 水と私達のくらしとの関わり
昔の人たちがきれいで豊かな水を求めてしてきた努力
嵐やひでりの被害嵐やひでり、洪水など「水」が恐怖になる時もあります。雨が降らないことで作物が育たなかったり、せっかく育てた作物が嵐や洪水の被害にあうこともあります。長雨や嵐、大洪水は作物だけではなくさまざまな被害を出します。 そこで、ひでりの時は雨が降ることを願い、大雨・長雨のときは雨がやむことを願って人々は「水の神さま」を祀りました。
「水の神さま」ってどんなもの?「水の神さま」は水にまつわる神の総称です。…「水神」「雷神」「龍神」「湯神」「井戸神」「お不動さん」「弁天さん」 「浅間神社」「湯殿山(神社)」「金華山(神社)」なども水に関するさまざまな願いが託されているので、水の神さまプロジェクトでは「水の神さま」として扱いました。 「水の神さま」は大きな神社であったり、小さな祠であったり、石仏群の中にあったり、さまざまな形で存在しています。みなさんの近くにも、意外なところに「水の神さま」がいるかもしれません。ぜひ探してみてください。 |