所在地仙台市青葉区中央二丁目5-7(クリスロード内) 水系広瀬川 周囲のようす仙台市の繁華街中央通クリスロードに面し、商売繁盛と厄除けの信仰を得ています。人通りが多い商店街に面していることもあり参詣客が絶えません。 言い伝え大日大聖不動明王をご本尊さまにする真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)に属する寺院です。開山は定かではありませんが、郷土研究資料(昭和16年9月発行)によりますと、慶応元年(1865年)開山住職タケ尼律師が眼病平癒を祈り21日の祈願をこめたその満願の前日お不動さまに供える水を汲みに出て、はからずも拾い上げたのは四寸ばかりの不動尊でした。おおいに喜び床の間にご安置申していたところ突然に、タケ尼が神がかり状態になり、種々の事を口走るようになり、信徒の人々が色々なことについてたずねて見るとそれが、みな的中するので尊信大いに得えたと記録されてあり、開山の縁起であると「三瀧山不動尊の由来」に記載されています。 見どころ今は周囲を見渡しても水の影も見えないが、言い伝えにも書かれているように「眼病平癒を祈って不動様に供える水を汲みに行って、4寸ばかりの不動尊を拾ったことが縁起」とされており、付近にきれいな清水が沸いていたことが推定できます。仙台は市街地が広瀬川の河岸段丘上に建設されたもので、段丘崖にはきれいな清水が湧いていたことを思わせてくれます。 |
人通りの中の三瀧山不動尊 拝殿 |