所在地仙台市青葉区国見ヶ丘3-19 水系広瀬川 周囲のようす国見ケ丘は、その昔仙台藩の「狩り場」だったと言われる仙台市北西部の丘陵地にあります。現在は住宅街の中に多くの公園、高校や大学などの教育施設が点在しています。 言い伝え臨済院は、仙台藩4代藩主綱村の時代に黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院として建立されましたが、5代藩主吉村の時に廃されました。臨済院跡には、3間(約5M40cm)四方の宝形造のお堂である弁財天堂だけが残りました。お堂とその周囲は、地域の住民によってきれいに清掃されています。お堂の傍らには「手水(ちょうず)鉢」があり、周辺には自然の流れがあります。 以上について 「散歩道 みやぎ50選」(北燈社)より引用 弁才天(弁財天)は、もともと古代インドの河の神ですが、日本では中世以降神道や土着の水神信仰と習合して、神社の祭神として祀られることが多くなりました。また、「才」の音が「財」に通じることから、後に財宝神としての性格を持つようになり「弁財天」と書かれることが多くなりました。 見どころ周辺には公園が点在し森林も良く整備されているので、周辺の散策をかねて一度おとずれてみてください。 |
入口 弁才天堂 手水鉢 |