所在地仙台市青葉区熊ヶ根字大原道 水系広瀬川 周囲のようす仙台市水道局青下ダムの散歩道の終点に鎮座しており、直下にダムを見下ろしています。ダムの湖水は濁りの少ない、青い色をしています。第1から第3までのダムがあり、右岸側は公園と散策路になっています。第1ダムの近くに仙台市水道記念館があり、「せんだい水のモニュメント」として登録文化財となっています。 青下ダムは仙台市の水道の水源として昭和9年に完成しました。 言い伝え青下ダムは大正12年に開始された仙台市水道の使用量が2年後には倍増し、急遽拡張された第一次拡張工事で設置されたダムです。この水神碑は、そのときの工事従事者によって市水道の安定供給と安全を祈願して祀られたものですが、宗教上の問題から終戦直後撤去されました。現在のものは昭和54年、仙台市水道局のOBが作る「水交会」によって水神碑を建立、奈良の宇太水分神社よりお札を受けました。毎年OBや市水道の関係者が11月6日に集まって安全祈願祭を実施しています。鳥居には「水分」と書かれていて、流水を司る神であることを表しています。「みくまり」と読み「配り」を意味します。天之水分神(あめのみくまりしん)と国之水分神(くにのみくまりしん)の二柱があります。 見どころダム建設者が設置した水神碑で水道局の職員およびOBの方々の思いの感じ取られる施設です。周辺は水のプロムナードとして仙台市の水道を学ぶ施設もあり、晴れた日にはおにぎりなどを持ってピクニックには絶好の場所です。 |
水分神社 水神碑 展望台からの眺め |