所在地仙台市泉区小角字明神 水系七北田川 周囲のようす祀られているところの周囲は田んぼで、こんもりとした杉林の中に鎮座しており、鎮守の森の雰囲気を漂わせています。小角の地区のゲートボール場と集会所も併設されています。西田中川が七北田川に合流する地点でここから泉ヶ岳がくっきりと見えます。境内もかなり広く1haほどありそうです。境内には雷神碑や山神碑、馬櫪神(ばれきしん)碑等もあります。祀り堂は鞘堂に納まっていますが、祀り堂の掲額の文字は踊るような文字、蛇に見えます。 言い伝え当神社は利府に祀られていましたが、その後塩釜に移り、賀茂神社を塩釜から移した頃(1696年)当神社も現在地に移ったとも云われていますが、風土記御用書出には年月不詳となっています。棟札(むなふだ)は安永6年(1777年)のものがありますが、社殿はもっと古いもののように見えます。箱棟の菊桐の彫刻は利府に祀られてあった頃、その地を支配していた留守氏の紋所です。 見どころ貴船神社(きぶねじんじゃ)は京都市左京区にある神社で、水神である高おかみ神(たかおかみのかみ)を祀り、古くから祈雨の神として信仰されました。ここの神社は雨乞いの神様ですが、小角地区の鎮守の雰囲気があります。境内には雷神碑や女神の浮き彫りを彫った文政年間の山神碑もあります。 |
鎮守の森 境内 雷神碑 |