所在地仙台市太白区秋保町湯元 水系名取川 周囲のようす伝承千年の宿「佐勘」の正面脇にあります。湯神社は鞘堂(さやどう)につつまれており、その脇には名取の御湯碑(みゆひ)が並んでいます。 言い伝え佐藤家の古文書の中に「慶安4年うしのとし(1651年)湯神の棟札(むねふだ)」とあり、薬師堂が秋保温泉の守護仏とすれば、守護神にあたる由緒ある神社であることがわかります。 安政2年(1855年)、湯が途絶えた時に湯守、寿右衛門が湧出を祈願して現在の鞘堂の中にあるお堂を建立したところ翌年からもとのように湧き出してきたといわれています。 見どころ秋保温泉の「湯神社」としてしっかりその歴史を伝えようとする姿勢に心意気を感じます。ぜひ佐勘に立ち寄り諸々の歴史展示物を鑑賞していただきたいです。 |
名取の御湯碑 |