所在地仙台市太白区秋保町湯元字枇把原 水系名取川 周囲のようす昭和の後半まで、秋保電鉄の軌道が敷設され、その脇の洞窟に塩滝不動尊が祀られていました。その直上の山中には梵字石5基(大日如来、薬師如来、不動明王など)も合祀されています。 なおこの山は昭和初期から秋保石の採掘場となり、現在ではその原型を止めていません。雨上がりのあと、不動尊の周りの岸壁から流下する水滴はなめると塩辛いので、塩滝の命名の由来も納得できます。 言い伝え洞窟山(いわやどう)は慈覚大師が貞観(じょうがん)2年(860年)山寺立石寺を開山する以前にこの地に精舎(しょうじゃ)を開いて仏法を広めようとした霊場です。時の領主は仏を好まず、妨害行為に及んだため慈覚大師はここを去り山寺に向かったといわれています 見どころ(境内の状況)剣の奉納、石像(密教伝来以来の不動尊像) |
全景 塩滝不動尊 梵字石5基 |