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2001年度プロジェクト経過
概要
 MELONの2001年度重点目標の一つである風力発電に関する調査研究について、これを推進するプロジェクトを設置し、(1)宮城県内における風力発電事業の可能性を見極めるための調査研究 (2)市民参加型風力発電事業のシステム研究 (3)関係者・機関のネットワークづくり、という独自の目標を立て調査活動を進めました。県内各地での度重なる現地調査や情報収集、風力発電に関する研究者及び関係機関との勉強会、そして計7回のプロジェクト例会等を開催しています。

プロジェクト例会
例会では、大学や関係機関からの話題提供、調査報告、情報交換等を行いました。
月 日 内容
8/6(月) 学習会「クリーンエネルギー開発の現状と課題―東北地方の風力発電事業を中心に―」
長谷川公一氏(東北大学文学研究科教授)
9/22(土) 学習会「『NEFの風力発電システム導入促進検討の手引き』について」
前田典秀氏(クリーン・エネルギー・フォーラム事務局長)
11/5(月) 学習会
「NEDOの支援制度について」 今関伸氏(東北経済産業局環境資源部)
「アメダスデータ中の宮城県内の風に関するデータについて」
郷右近照夫氏(仙台管区気象台技術部)調査報告
12/10(月) 学習会
「蔵王町地域新エネルギービジョンについて」 齋藤武雄 (東北大学教授)
「東北電力の取り組み」星知明氏(東北電力宮城支店部長)
1/28(月) 学習会・調査報告秋葉賢也氏(宮城県議会議員)
2/9(土) 調査報告・学習講演会「さわやか風力発電」牛山泉氏(足利工業大学教授)
3/1(土) 答申のまとめの確認

まとめ
 2001年度の調査結果として、◇風況精査実施用地として4地点(蔵王町七日原、白石市三住、米山町西野、石巻市瀬見町)あること ◇調査費として、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)「風力発電フィールドテスト事業」補助金並びに風力発電事業者との連携に可能性があることや、さらに宮城県が風況精査に関する予算(2002年度)を計上していることなどが注目されます。これら風況精査実施の諸条件が県内にあることが確認されたため、プロジェクトでは県内数地点で1年間の風況精査を実現する運動を2002年度もさらに進めるべきであることを理事会に提案しました。なお、2001年度の活動報告については理事会への答申としてまとめています。

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