home >>>  活動紹介  >>> 風力発電推進プロジェクト  >>>2002年度プロジェクト経過
2001年度プロジェクト経過
概要
 2001年度の活動の経過から、2002年度も調査の継続が必要であるという認識のもと、プロジェクトを再び立ち上げ(1)宮城県内における風力発電事業の可能性を見極めるための調査研究 (2)市民参加型風力発電事業のシステム研究 (3)関係者・機関のネットワークづくり、という目標に向け調査活動を実施しました。特に県内での1年間の風況精査の実現に向け、これまでに県内13自治体、25ポイントについて調査及び地元自治体との懇談を積極的におこないました。また、風力発電に関する研究者及び関係機関の方を迎えての勉強会、北海道グリーンファンドとの共催シンポジウムの開催、そして計5回のプロジェクト例会等を開催しました。

プロジェクト例会・学習会の実施
月 日 内 容
4/15(月) 調査報告
5/28(火) 学習会 長谷川公一氏(東北大学大学院文学研究科教授)
「風力発電・太陽光発電 ヨーロッパ最新事情」調査報告
7/25(木) 学習会 山内伸介氏(宮城県企画部企画総務課企画調整第二班班長・主幹兼企画員)
「宮城県の新エネルギーに関する取り組み」調査報告
9/25(水) 学習会 高橋智子氏(東北大学学際科学研究センター)
「日本のエネルギー事情」調査報告
12/17(火) 学習会 鈴木亨事務局長、奥田耕三氏(NPO法人北海道グリーンファンド)
「青森、秋田で進行している市民風力発電の動きについて」調査報告
1/26(土) 学習講演会シンポジウム「広がれ市民風車!公開セミナー in仙台」開催
(北海道グリーンファンドとの共催)

まとめ
風力発電事業の可能性を見極めるための調査研究としては、白石市の1地点でNEDOフィールドテスト事業に申請しましたが、申請の根拠となる風況データが乏しく、1年間の風況精査の実現には至りませんでした。しかし、七ヶ宿町新エネルギービジョン策定における風力部門での協力等を通して、県内数箇所で風況概査が行なわれ予備調査的なデータは出てきました。

市民参加型風力発電事業のシステム研究としては、北海道グリーンファンドとの共催シンポジウムの開催などにより、市民参加型風力発電事業への理解を深めました。また自然エネルギー市民ファンドが設立され、その理事としてプロジェクトリーダーである木村修一理事長が参加することになりました。

県内関係者・関係機関とのネットワークづくりとしては、国、県、電力会社等の関係者との意見交換を進め、また北海道、青森、秋田における市民風力発電の先進地域・団体との情報交換・交流を深めました。

もどる

トップページへもどる