センターの活動や近況を報告するページです。講演やイベントの報告、運営員会の報告などいろいろ載せてます。
センター予定
8月 9日 第2回地球温暖化防止活動推進員研修
8月17日 浅水小学校 講演
8月21日 ストップ温暖化センターみやぎ運営委員会
8月23日 第3回環境教育プログラム作成実践特別研修B


日付 タイトル
08年7月 27日 川崎町 釜房ダムレイクフェスタ出展
26日 環境教育プログラム作成実践特別研修A
18日 温暖化防止施策・事業説明および都道府県センター連絡会総会
19日 塩釜市 視察バスツアー
16日 美里町から温暖化の学習会
15日 本吉町大谷中学校で斎藤恭紀さん環境学習
11日 北六番丁小学校で環境教育
5日 国際協力セミナー2008 地球温暖化〜しずみゆく楽園ツバルからの警告〜 & 座談会 ツバルの人々の暮らしと環境問題を語ろう!
4日 上沼小学校7年生PTAプログラム
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 08年 7月 27日(日)  『川崎町 釜房ダムレイクフェスタ ブース出展』ルポ

場所:みちのく湖畔公園
時間:9:30〜15:00
内容:

 毎年最初の地域イベント出展となる川崎町の釜房ダムレイクフェスタ。今年センターのブースではマイうちわペイントを行ないました。
 あいにくの曇り空で来場者は去年より減少していましたが、マイうちわペイントでは子ども達を中心にたくさんの方々に参加していただきました!
 オリジナルのうちわを作ることによって、エアコンを減らし、うちわやすだれなど、夏をエコに過ごそうという啓発です。ということで、手のひらサイズのパンフレットを作成、うちわのエピソードや温暖化について、打ち水や夏野菜の役割などを紹介しています。
 さてさて、お隣では推進員の森林グループが木の枝などで工作するブースを出展。たくさんの子ども達が独創的でかわいいオブジェを作成していました。
 地域で活動する推進員。大活躍でした!
(H)

☆おまけ☆
参加者に書いてもらった事務局スタッフの似顔絵。
さて、誰の顔でしょう?!

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マイうちわペイント

お隣の森林グループのブースも大人気!!

 08年 7月 26日(土)  『第2回環境教育プログラム作成実践特別研修』ルポ

場所:フォレスト仙台5階 501会議室
時間:10:00〜16:00
講師:中川勇二氏(特定非営利活動法人 こども環境活動支援教会 理事)
内容:グループワーク、講義

 推進員による推進員のための、宮城県独自の環境教育プログラムを作成する研修の第2回目が開かれた。

 今回の研修では、環境教育・環境学習とは何かを考えていった。アイスブレイキングの後、グループに分かれ「地球への恩返し」というプログラムを実践。紙コップを使わない、肉よりも魚や豆を食べる、自然に触れる、など実践できる取り組みがいくつかあり、その中で個人としてまたグループとして重要な順位をつけていくプログラムでした。それぞれの考えや意見を聞き、議論を交わすプログラムにみなさん夢中。環境活動には答えがないことを改めて感じる内容でした。
 その後の講義では環境学習とは何か、また参加体験型学習における企画や計画、ねらい設定の重要性、また人との関わりの中から新たな発見を学ぶステップを理論的に学びました。

 今回の研修でこれまで行ってきた活動を改めて思い返す参加者もあり、学ぶものの多い研修となったようです。
 次回は環境学習を体験する内容となりますが、プログラム作りへの意気込みは増しているようでした。今後が楽しみです!

(H)

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アイスブレイク:クイックメーター中です。

「地球への恩返し」で話し合う参加者

 08年 7月 18日(土)  『地球温暖化防止施策・事業説明及び都道府県地球温暖化防止活動推進センター連絡会第7回総会』ルポ

場所:ホテル仙台プラザ
時間:13:30〜17:00
対象:地球温暖化防止活動推進センター職員 約70名
内容:

  地球温暖化防止に関する事業説明会、そして各都道府県センターが一同に会する連絡会総会が、今年は仙台市で開催されました。
 長谷川センター長の挨拶で幕を開け、まずは環境省からの事業説明、全国センターからの取組みの説明、そして総会での議案採択・・・それぞれ活発に意見が交換され、各センターの取り組みへの意気込みが伝わってきます。特に今年は法改正があり、政令指定都市・特例市にもセンターが設置できるようになったこともあり、議論の中心となっていました。
 総会後の情報交換会では大木代表も参加され、より一層の盛り上がりとなりました。今回はなんと全国の名酒を持ち寄るという特別企画があり、大変ご好評をいただきました。60名以上のセンター職員が集まる、他にはないこの機会に、皆さんざっくばらんに意見交換をしていたようです。  
(E)



全国の温暖化防止活動推進センターが集まりました。
 08年 7月 19日(日)  『塩釜市 温暖化防止活動視察ツアー』ルポ

場所:塩釜市団地水産加工業協同組合→塩釜市魚市場→塩竈水産物仲卸市場
時間:9:30〜12:00
対象:地球温暖化防止活動推進センター職員 25名
内容:

  翌19日は塩竈市へのバスツアー。昨年「エコdeスマイルコンテストinみやぎ」で県知事賞に輝いた塩釜市団地加工業協同組合様にお邪魔しました。BDFの説明を受けている間にも給油に来た車が行き来し、参加者のたくさんの写真を撮っていたようです。
 その後の漁港見学では、魚の魂を鎮めるという魚魂祭、そしてカツオの水揚げも見ることができました。最後の仲卸市場ではメバチマグロ一匹をお土産にした方も!宮城県内の取り組みを知ると共に、皆さんの良い思い出の一時となったようです。

 総会を最後に宮城県は2年間の代表幹事としての役目を終え、顧問センターとして関わっていきます。今後も一生懸命活動していきますので、皆様よろしくお願いします! 

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塩釜市団地水産加工業協同組合のBDF工場を視察。


 08年 7月 16日(水)  『美里町から温暖化の学習会』ルポ

場所:フォレスト仙台
時間:10:30〜12:00
対象:美里町の方々17名
内容:

 美里町の公民館の企画で17名の方々がフォレスト仙台にお越しくださいました。 温暖化の仕組み、影響、対策についての講演でしたが、皆さん積極的で大いに盛り上がりました。「最近ミツバチが庭に来ない」「子どもの頃と比べて雪が格段に少ない」といった日頃感じていることや、「冷房は使わないで過ごしている」「エコバックを持ち歩いている」「新築を機に家の白熱灯を全部変えた」といったエコな取組みに関することまでたくさんの声が上がり、皆さんの意識の高さが伺えました。
 特に盛り上がったのはエコバックの話のときです。男性の参加者の方が楽天イーグルスのエコバックを見せてくださり、「奥さんに持たされている」とおっしゃった時には笑いで会場が沸きました。また、他にはさくらんぼのマイバッグを持っている方も。デザイン性のあるかわいいバッグは他の参加者の方も覗き込むようにして見ていました。
 後半にはエネルギーバックで日頃使っているエネルギーの量を体感していただきました。最後の感想で出た「日本はエネルギーを使いすぎている」との一言。現在の日本人のライフスタイルの本質をついている言葉だと思います。一つ一つ生活の中の無駄をなくすこと。今回の講演がそのきっかけの一つになればと思っています。  

(E)

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日頃のエネルギー使用量を体感

 08年 7月 15日(火)  『本吉町大谷中学校で斎藤恭紀さん環境学習』ルポ

場所:本吉町立大谷中学校多目的スペース
時間:14:30〜15:30
対象:全学年125名
内容:

 今回訪れた大谷中学校は、海の近くにあり、また田んぼに囲まれていてとても自然に恵まれた場所にあります。全学年で環境教育に取り組んでいるそうで、冬水たんぼや磯やけなど、それぞれの学年で一つのテーマについて学習し、環境への理解を深めているとか。そんな大谷中学校で、気象予報士である斎藤恭紀さんの講演が行なわれました。

 まずは気象予報士というお仕事柄、天気のお話から。カエルの雨、雨粒の形などのクイズでは、皆一生懸命考えている様子がよく伝わってきました。その後も、発言した生徒に拍手を送ったり、斉藤さんが正解を言う度に驚きの声が上がったりと、講演は大いに盛り上がりを見せました。
 温暖化についての話では、真剣な表情でスライドを見つめ、斎藤さんのお話に耳を傾けていました。日頃学習している様々なことも重ね合わせて、環境について考えていたのかもしれませんね。

 斎藤さんのお話はとても軽妙な語り口でわかりやすく、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。最後には2・3年生が歌で御礼の気持ちを表してくれました。きれいな歌声に斎藤さんも感動していたようです。
 
(E)

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やはり楽しくお話ししてくださる斎藤さん

歌声に感動!

 08年 7月 11日(金)  『北六番丁小学校で環境教育「未来は変えられる」実施』ルポ

場所:北六番丁小学校音楽室
時間:13:30〜14:30
対象:小学6年生47名
内容:

 今回の環境学習を行なった北六番町小学校の6年生47名。彼らの先輩は昨年のエコdeスマイルコンテストで見事優秀賞を受賞しました。先輩にならって自分達も!と、「温暖化 僕らが止める まかせとけ!」をスローガンに学習をしているところだそうです。
 始めの温暖化に関する説明では、国立環境研究所が作成した2100年までの温度上昇を表した世界地図に、驚きの声が上がっていました。やはり真っ赤に燃え上がるような地球を目にすると、危機感を感じますね。
 その後、新しい環境学習グッズ「未来は変えられる」を初披露。このグッズではまず、1960年から2050年までの年表に年齢を書いた人物カードを貼り、何年に何歳なのか、一目でわかるようにします。そして、次に出てくるのが未来カード。全部で8枚のカードには、将来起こると予測されている様々なことが書かれています。例えば「東京の18時の気温が43度を超える」「ホッキョクグマやアザラシなどの北極の生き物が絶滅する」・・・など。にわかには信じられないものもありますね。これらが一体何年に起こるのか、予想するのです。
 グループでの話し合いでは、皆で意見を出し合い、大いに盛り上がっていました。中には前述の世界地図を参考にしているグループも。答えあわせでは、予想よりも早く起きること、遅く起きること、様々ありましたが、自分が何歳の頃なのか合わせて考えることで、より温暖化を身近な問題として感じられたのではないかと思います。
 答え合わせの後、それぞれに今の自分にできることを考えてもらいました。「エアコンではなくうちわを使う」、「マイバッグを持つ」、「無駄な電気を消す」などなどたくさんの意見を出してくれました。
 一人一人でできること、そして皆で力を合わせてできること。皆で知恵を出し合って頑張りたいですね。未来は変えられます!   

(E)

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↑クイズに大奮闘
      
 ↑自分が30歳の時は・・・』
       
    ↑グループでの話し合い

 08年 7月 5日(土)  『国際協力セミナー2008 地球温暖化〜しずみゆく楽園ツバルからの警告〜
                 &座談会 ツバルの人々の暮らしと環境問題を語ろう!』参加ルポ
<セミナー>
場所:せんだいメディアテーク 7階スタジオセミナー
時間:13:30〜15:45
講師:NPO法人宇宙船地球号事務局長 山本敏晴氏
内容:

13:30〜DVD「ツバル大切なものに導かれて」上映
 DVDでは、ツバルの美しい映像と、ツバルの子供たちに描いてもらった「大切なもの」をテーマに、その子供たちや家族、ツバルの人々へのインタビューを行い、そこからツバルの人々が抱える問題や現状を見ていくという内容でした。ツバルにとっては、海面上昇だけが問題ではなく、人口の増加やゴミ問題などさまざまな問題が絡み合っている状況が映し出されていました。美しいツバルの抱える問題はツバルだけでなく、世界にとっても、私たちにとっても重要な課題であると感じさせられました。
14:50〜講演「今、世界に目を向けること」山本敏晴氏
 山本氏のお話しは、世界を見つめて現実を見つづけてきている方ならではの貴重なお話しでした。温暖化や海面上昇の議論や、近代社会のジレンマ、その中で自分達ができることは、ととても考えさせられる内容になっていました。企業のCSRの取り組みについても触れ、短い時間ではありましたが、多くの知識を得ることができました。
 山本さんは大人気で来場者は172名、会場は満員となっていました。講演後もサインを求める列ができ、人気の高さを物語っていました。

<座談会>
場所:JICA東北 会議室
時間:17:00〜18:30
講師:NPO法人宇宙船地球号事務局長 山本敏晴氏
内容:
 夜は山本氏を囲んでの座談会が行なわれました。山本氏のお話しは講演会よりさらに切り込んだ内容になっており、面白い話しが聞けました。参加者からも積極的な質問もあり、90分の短い時間はあっという間に過ぎていきました。
 山本氏の話しはすべてが経験に基づいていて、山本氏がその中で考えてきたことを教えてくれるので、貴重な体験ができました。
 世界各地を見つめ続ける山本氏。今後の活動もどんどん進化し、発展していきそうです!

 宇宙船地球号のホームページはこちらhttp://www.ets-org.jp/

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↑172名もの来場があったそうです!

↑講演後、サインを求められる山本さん

 08年 7月 4日(金)  『上沼小学校4年生PTAプログラム』ルポ

場所:上沼ふれあいセンター
時間:10:00〜11:30
対象:小学校4年生とその保護者 合計約80名
内容:

 小学校4年生とその保護者の方々のPTAプログラムの中で、地球温暖化防止活動推進員第一期生である千葉智恵さんの講演が行なわれました。
 まずは児童の皆さんにエネルギーバックを持ってもらいました。重さの異なる3つのバッグ。軽々持ち上げられるものもあれば、両手でも持ち上げられないものも。そして「どのバックがどの国の国民の一日のエネルギー使用量を表しているか」をグループで考えてもらいました。皆で頭を寄せ合って、「このバッグは一番軽いから・・・」「日本とアメリカはどっちがエネルギーを使ってるのかな?」と話し合いも盛り上がっていたようです。
 エネルギーバックの後は、身近なものがどれくらい電気を使っているかクイズ!コンビニの電気使用量、自動販売機の電気使用量・・・答えが出るたびに想像以上の使用量に驚きの声が上がっていました。
 そして次は「もっと身近なところでどれくらいエネルギーを使っているか」というお話。パンをテーマに、センターから普段見えない部分のエネルギーについてお話しました。
 その後の千葉さんからのお話では、お子さんにもお父さん、お母さんにもわかりやすい地球温暖化の話があり、それを受けてどうすればいいか、「ちきゅうと私の3つのやくそく」を皆で考えました。
 最後の「伝説のスピーチ」の放映では、セヴァン・カリス・スズキのメッセージに皆さん聞き入っていたようです。
 今回訪れた登米市中田町は、田んぼが広がるのどかな場所。なんと会場近くではこうもりも見かけ、千葉さんによると「よくいる」とか。こんな自然をずっと守っていくために、できることから少しずつ、皆で「ちきゅうと私の3つのやくそく」を守って欲しいですね。
 講演の後には親子給食。懐かしい給食をうらやましげに見ながら会場を後にしたセンター職員は、中田町名物「はっと」を食べて帰路に着きました。

(E)

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↑千葉さんのお話しはとても分かりやすく
みなさんうなづきながら聞き入っていました。

↑パンひとつにも製造から焼却まで
エネルギーがたくさん使われています。