新規推進員24名を対象とした研修の第2弾。今回は推進員として身につけていなければならない「地球温暖化」についての講演会を行いました。
講師の花輪公雄先生は、IPCC第四次評価報告書・第1作業部会の執筆者のおひとりでいらっしゃいます。去年のノーベル平和賞を受賞したPICC、そのIPCCのお話を直接聞ける大チャンス!!質問もできる!!そのため、今回は新規推進員全員が参加しました。
花輪公雄先生は、温暖化の仕組みや温暖化の研究の歴史、IPCCができるまでを詳しく、分かりやすく、丁寧にお話くださいました。温暖化の仕組みは熱が地球表面で反射して、温室効果ガスがそれを閉じ込めて…という説明をよくありますが、それを赤外線・その分子運動への作用を解説してくださいました。その他にも温室効果ガスの中でなぜCO2が取り上げられるのか、IPCCのモデルの信憑性などについても学ぶ機会となりました。
参加者からは大好評で、なぞがようやく解けました、これで自信をもって伝えることができます、といった声やこれからも勉強したいとの声がありました。
後半は体験学習プログラムのひとつ、Eco・エコ省エネゲームを体験し、楽しみながらグループで話し合い、日常家庭の省エネを見直すプログラムを学びました。
推進員として1回1回吸収を続ける新規推進員。次回は家庭の省エネを実行し伝えることの重要性を学んでいきます。
(H)
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