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以前に環境学習で伺った荒浜小学校。本日は授業参観でその子どもたちが総合学習の時間で調べてきたこと、行ったことを発表する会があり、そこにおじゃましました。
全体のテーマは“ボランティア”。その中で子どもたちが自分が興味のあるテーマについて調べたり体験したり実践したことを発表しました。内容は大きく分けて、環境系/募金系/福祉系。
そのどの発表もすばらしい!!!びっくりしてしまいました!!発表の内容は、本などで調べたことをまとめるだけでなく、実際に行動にしている!発表の仕方もクイズで説明していったり、紙芝居を作ったりと分かりやすいよう工夫があり、発表している子どもたちもはっきりと恥ずかしがらずに発表できていました。
例えば、環境系では、絶滅危惧種について・地球温暖化について・ごみ拾いがありました。
絶滅危惧種のグループは、好きな昆虫がいなくなったら嫌だからとの理由で、レッドデータブックをもとに絶滅危惧種の分類の説明、宮城県ではどんな生き物が絶滅危惧種か、魚や昆虫の例を絵を描いて生態も説明してくれました。その上で、何ができるのか、自然破壊をしない・外来種を放さないなどのお願いがあり、さらに自分たちでそれを呼びかけるポスターを作り、掲示したとのこと!すばらしい!!
温暖化のグループは、クイズを出しながら温暖化の仕組みや原因、影響を説明。その対策の一つとして緑を増やすことに着目。そして朝顔の種と、温暖化の被害やできることをまとめたチラシとを一緒に、地域の商店や広場で配ったそうです。種集めも声がけをしていたりとその行動力に脱帽!
ごみ拾いでは、ごみを拾うだけでなく、多かった種類のゴミや場所を分析、その多さに驚いたこどもたちが、地域の中で特にごみの多いところを数箇所ピックアップし、自分たちで作った「ごみを捨てないで」のメッセージを込めた看板を作り立てたという対策までしていました。
他のグループの発表でも、調べるだけでなく、友達や学校や地域に協力を呼びかけたりと、驚くばかりでした。
どのグループも先生が誘導したのではなく、こどもたちが自主的に行動したとのこと。
荒浜小学校4年生の子どもたちの行動力、実行力、地域との交流力などを目の当たりにし、心打たれました。一言、すごいっ!!私も彼ら彼女らに負けないようにがんばらねば!と思わせられるような発表会でした。
(H)
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