センターの活動や近況を報告するページです。
講演やイベントの報告などいろいろ載せています。
センター予定
7月31日 おてんき・じしん百科展2010(仙台管区気象台)



日付 タイトル
2010年7月
  31日 【イベント報告】おてんき・地震百科展に出展しました!
  10・11日 【イベント報告】気候チャンピオン任命式が行われました!
  4日 【推進員】エコフェスタ2010みんなでつくるエコシテイ気仙沼
 
 
 
←6月のルポ                   8月のルポ→


 2010年7月31日(土) おてんき・地震百科展に出展しました! 

日時:7月31日(土)10:00〜16:00
場所:仙台管区気象台大会議室
内容:ミニ講演(津波や地震、地球温暖化について)、実験コーナー、気象台見学ツアー、津波パネル展示、工作コーナーなど
【センター・推進員の出展】
地球環境ミニ講座(エコなくらしについて)
   実験コーナー(ワットアワーメーター型電球比較装置など)
 
  夏休みに入ってほどないこの日、仙台管区気象台「おてんき・地震百科展2010」に出展しました!開場前から入り口で待っている小学生がちらほら。そして片手にはしっかりとノートを持っています。夏休みの自由研究の題材にするようですね。
  センターからは推進員の伊藤道子さん菅野喜美恵さんとブース出展を行ったほか、「地球温暖化を止めるエコなくらし」というタイトルで15分ほどのミニ講座を行いました。

元気いっぱいの子ども達とお父さん、お母さんがブースを訪れ、白熱灯と蛍光灯の電力消費量を比較したワットアワーメーター型電球比較装置夜の地球儀を興味深そうに見ていました。伊藤さん、菅野さんがグッズを使って省エネについて説明すると、大きくうなづきながら話を聞いていたのが印象的です。家に帰ったら早速省エネを実践してほしいですね。
 
今回活動した菅野喜美恵さんから感想をいただきました!
 「イベント「おてんき・じしん百科展2010」のボランティアとして参加でき、改めて、抽象的な言葉ではなく「見える」啓発活動が大切なことを学びました。電球比較装置での実演で「料金」の形で違いを示すと、来場者の大人の方の方から「へぇー!1か月でこんなに電気代が違うの。早速、電球型蛍光管を取り付けるわ。こんなに違うなんて知らなかった。教えてもらって得しちゃった。ありがとうね。」と素直に感謝され、気分良くした1日でした。」


  
「黄色い場所は夜でも電気を使っているところです」
伊藤道子さん
 
「蛍光灯だと一ヶ月の電気量は・・・」
菅野喜美恵さん
  


  タイトル一覧へ⇒



 2010年7月10日(土)〜11日(日) 気候チャンピオン任命式が行われました! 

場所:ブリティッシュ・カウンシル東京センター
内容:@気候チャンピオンの活動
          2009年度気候チャンピオン 藤原沙来さん
    A環境省訪問「気候変動政府の取り組み/ドラマチック国際交渉の舞台裏」
          環境省環境保健部企画課課長補佐 福島慶三さん
    B「マイアースカード」大会
    Cプロジェクトを考えるワークショップ
    D気候変動入門セミナー 農業環境技術研究所 飯泉仁之直さん
    Eインスピレーショナルトーク 「マイアースカード」創立者 岡崎雄太さん
    F気候チャンピオン任命式

 気候変動を止めるために活動する高校生、それが「気候チャンピオン」です。チャンピオンと言っても「優勝した人」の意味ではなく「推進する人」という意味合いです。
 センターは今年から英国の公的団体ブリティッシュ・カウンシルとパートナーシップを組んで、宮城県の高校生が地球温暖化に関する取り組みを進めるための「気候チャンピオン」プロジェクトをサポートします。

 今年度宮城県の気候チャンピオンとなったのは、仙台市にある東北生活文化大学高等学校と名取市にある宮城県農業高校の2校です。7/10,11(土日)にブリティッシュ・カウンシル東京センターで研修と任命式が行われ、代表皆さんが参加しました。
 全国から集まった18のプロジェクトの気候チャンピオンと対面し、最初はお互いに恥ずかしそうにしていましたが、ゲームをしたりご飯を一緒に食べるうちにだんだんと打ち解けてきた様子。プロジェクトについて質問したり、任命式で発表する内容について相談しあったりと交流の機会となったようです。

 先輩気候チャンピオンや専門家からの話を聞いたほか、ワークショップではいつまでに何をするか、最終的な目標は何かを具体的に模造紙に書きました。「これをしたい!」というイメージはあっても、そのためにどんな準備や段階を経ることが必要か考えるのはなかなか難しい事ですね。しかし気候チャンピオンの皆さんは、限られた時間の中でさまざまな案を出し、先生や各県の地球温暖化防止活動推進センターのスタッフから質問や意見をもらいながらプロジェクトの具体的な進め方を考えていました。
 任命式では壇上で任命書を受け取り、今後の意気込みを。テレビカメラとプロ用の大きなカメラに緊張したのではないかと思いますが、そんなことはまったく感じさせない堂々としたスピーチでした。

 宮城県の気候チャンピオンの皆さんの活動は、今後もセンター最前線ルポでお知らせしますのでどうぞお楽しみに!
  
宮城県の気候チャンピオン
   学校名
【学校所在地】
 プロジェクト名  プロジェクト内容
 1  宮城県農業高等学校
 【名取市】
 new culture
 新しい文化 新しい栽培
中古車の空調関係の部品を再利用し、植物工場(温室)を作ってカイワレやイチゴを栽培する
 2  東北生活文化大学高等学校
 【仙台市】
 アートで世界を救う!!
 〜みんなでつくろうエコアート〜
ペットボトルのキャップを集めてアート作品を作り、展示後リサイクルに出す。


  
ブリティッシュ・カウンシル科学・環境部
ヒュー・オリファント部長から任命書の授与
 
計画を練る表情は真剣そのもの!
  

全国の気候チャンピオンの皆さん

  タイトル一覧へ⇒



 2010年7月4日(日) エコフェスタ2010みんなでつくるエコシテイ気仙沼 

推進員3期生の菊地ひろ子さんより、イベントでの活動報告をいただきました!

エコフェスタ2010 みんなでつくるエコシティ気仙沼
【日時】7月4日(日)9時半〜12時
【場所】気仙沼市総合市民福祉センターやすらぎ
【参加推進員】千葉清幸さん(2期生)
菊地ひろ子さん(3期生)
小山妙子さん(6期生)
蓬田恵美子さん(6期生) ※委嘱期、五十音順

 気仙沼市と事業者、環境活動団体約30団体が実行委員会を組織し運営しました。今年のテーマは「一人から二人 そしてみんなへ みんなの知恵で省エネ・ごみ削減」です。市民一人ひとりが自分のできることをエコフェスタを通じて考え、ひとりでも多くの仲間に発信しようとの願いです。

 私は青空エコカフェというグループで地域で活動している推進員3名とともに参加しました。当日はお天気にも恵まれ、約400名の入場者があり、「触れて学ぼう」「身近なエコ活動」「エコに気づく」の視点で構成されたブースでは情報交換やにぎやかな会話が飛び交い、楽しい会場でした。

  
 
左から千葉さん、菊地さん、蓬田さん、小山さん
 青空エコカフェではまず2階からインパクトを期待し、温暖化のれんを吊るし、英字新聞でマイバッグつくり、身近な場面でのエコ度チェック、風呂敷活用術、エコリメイクなど普段のくらしの中で無理なくできるエコ活動に気づいてもらうブースを企画しました。

 エコ度チェックに参加した子育て中のお母さんは省エネと節約に関心が高く省エネ性能カタログに大喜び、普及の必要性を実感しました。オープニングにセヴァン・カリス・スズキの「伝説のスピーチ」を上映し、地球環境保護に対する大人への真摯な訴えを参加者全員で共有しました。
 他に地元の写真家の佐々木徳朗さんの「雑木林」「昭和のこどもたち」のDVD上映とお話は自然への愛着と人々との絆を改めて考えさせられ、次世代へ今の環境を引き継ぐ大切さを感じました。
 同時上映の岩合光昭さんの「地球温暖化の目撃者」は温暖化の影響で生態系の危機が身に迫ってくる動物の現状が美しい自然と共に映し出されました。団体個別の出展はもちろん 地域の特性に配慮した情報発信や企画がエコフェスタに求められています。
 
 
「伝説のスピーチ」
 エコフェスタも来年は6年目に入ります。一人でも多くの市民が環境活動に踏み出す入り口となるようメンバーとともに頑張ります。
 
推進員3期生  菊地 ひろ子

  タイトル一覧へ⇒