「冬は部屋にいると足元がゾクゾク・・・」そんな家に住んでいませんか?
実は熱の伝わりやすさは素材によって全く異なり、断熱材(高性能フェノールフォーム)を基準にすると木材は7倍、コンクリートは80倍、鉄はなんと2250倍も熱を通しやすいのです!それに断熱をしていないと外の冷たい空気が壁や窓を通って部屋の内側のあたたかい空気を冷やすので、結露が出やすくなります。
壁に断熱材を入れるなどの方法で断熱をすると、部屋の中の温度が外の気温に左右されにくく、寒い日でも部屋の中はあったか。外断熱はちょうど、家全体をすっぽり包むスキーウェアのようなものなのです。エネルギーをあまり使わずに快適に過ごすには、断熱、気密、計画喚気の3つが欠かせない要素です。
江戸時代末期の天保7年(1836)創業の米穀店。現在の建物は明治7年(1874)に建築され、平成20年(2008)に断熱改修を行い、明治のお店の雰囲気が感じられる外観になりました。特に2階の格子窓は痕跡に従って忠実に復元しました。
昭和47年(1973)建築の鉄骨系プレファブ住宅を平成17年(2005)に高断熱高気密補強工事をして設備機器を更新しました。建物はメンテナンスをこまめに施せば建築後40年を経ても快適に住むことができます。