センターの活動や近況を報告するページです。
講演やイベントの報告などいろいろ載せています。
センター予定
11/3  名取秋まつり(推進員が出展)
11/14 環境セミナーin八木山動物公園
     「地球温暖化と動物たち」(後援)
11/19 日本科学者会議「気候変化問題を考える市民と科学者の夕べ−COP16にのぞむ−」
11/29〜12/10 COP16(メキシコ)への派遣


日付 タイトル
2010年11月
  14日  【推進員】環境フォーラムせんだい2010
親子で学ぶ温暖化 〜ぼくたち・わたしたちにできること〜
11日  【取材報告】東北生活文化大学高校へ取材に行ってきました!
  3日 【推進員】名取秋まつりボランティア参加報告をいただきました!
 
 
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 2010年11月14日(日) 環境フォーラムせんだい2010 親子で学ぶ温暖化〜ぼくたち・わたしたちにできること〜

【開催日時】11月14日(日) 10:00〜16:00
【開催場所】仙台メディアテーク 1階・オープンスクエア
【担当推進員】尚絅学院大学生活環境学科北條ゼミ・学生指導員
         6期生:加茂弘大、名川真由美、吉田美緒
         7期生:壱岐圭介、千葉恵、本田牧子
         特別協力:北條祥子教授、加藤顕枝研究員
【内容】
 今回のブース出展は夏休みに名取市で行った講座にひきつづき行うもので、親子で楽しく温暖化について学び、温暖化防止活動に取り組んでいただく場を作りたいと考え企画しました。親子で楽しく学んでもらえるように、温暖化に関してクイズ形式で学べるテキストを作成し全員に配りました。また子どもたちには体験コーナー(手回し発電機、ワットアワーメーター型電球比較装置)やいろいろな形の折り紙に書いたエコ宣言をクリスマスツリーに飾ってもらいました。また、大人には自分の家庭のエコ度をコンピューターで診断した結果をお渡ししました。

1)エコ宣言コーナー
 子供たちに好評だったのがいろいろな形に折った折り紙に自分のできるエコ活動を書き、クリスマスツリーに貼ってもらう“エコ宣言コーナー”です。数多くのかわいい動物やサンタなどの折り紙細工をつくり、子供たちは好きな折り紙にエコ宣言を書いてくれました。「ゲームをあまりしないようにする」、「コンセントをこまめに抜くようにする」などと今自分たちができる精一杯のエコ活動を書いて貼る姿がとてもかわいらしかったです。

「子ども達のエコ宣言で完成したクリスマスツリー」
 
「温暖化についてクイズで学べるテキスト」

2)手回し発電機体験コーナー
 手回し発電機は列ができるほどの人気で、子ども達は電気がつくと歓声をあげながら楽しそうに手回し発電機を回していました。子供たちに電球、蛍光灯、LEDそれぞれの回す時に必要とするエネルギーの違いを実際に体験してもらい、電気を起こす大変さを知り、省エネの必要性を理解する良い場になりました。  

「楽しそうに手回し発電している子ども達」
 
 3)ワットアワーメータ型電球比較装置体験コーナー
 電球と電球型蛍光灯の消費電気量と電気代が比較できるということで子供よりも親の方々がとても興味を持って参加してくれました。電球を使用している家庭も多かったため、「こんなにも電気代が違うものなのですね」、「環境にもサイフにも優しいので、電球をLEDや蛍光灯にぜひ買い換えたいと思います」といった言葉が聞け、とてもよかったです。
 
「消費電気量や電気代がわかる電球比較装置体験コーナー」
   
 
「自分の家の「エコ度チェックソフト」に記入している参加者」
 4)家庭の「エコ度チェックソフト」
 “エコ度チェックソフト”は家族の省エネ行動を10〜0段階で評価し、コンピューターで計算することで自分の家のエコ度が分かるとともに、省エネすることで削減できる1年間のCO2量と節約金額が数値で示されるものです。
 私たちはテキスト中の“親子でできる冬の省エネヒント集”を示して、もっと省エネできることがあることを説明しました。この“エコ度チェックソフト”は数字を記入するだけと簡単なため、子供も大人も楽しみながら、自分たちの生活から出るCO2排出量と省エネした場合の節約金額をみて、「もっと節約できるね」という声が聞かれました。

5)全体のまとめ
 ブースには約200名の親子に参加していただき、想像していた以上に子供たちが環境について関心があるということを知り、とても嬉しく思いました。また、親子で参加することにより、さらに多くの人々に身近に出来るエコ活動の重要性を再確認してもらう良い機会になったのではないかと思っています。 (壹岐 圭介 記)


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 2010年11月11日(木) 東北生活文化大学高校へ取材に行ってきました!

 高校生が地球温暖化に関する取り組みを進めるための「気候チャンピオン」プロジェクト。先月は「宮城県農業高校の様子」を紹介しました。
 今回は、宮城県のもう一校の気候チャンピオンである東北生活文化大学高校へ行き、様子や近況を取材してきました!!

 東北生活文化大学高校で取り組んでいるプロジェクトは、「アートで世界を救う!!〜みんなでつくろうエコアート〜」。学校全体でペットボトルのキャップを集め、キャップを材料にアート作品を作り、使用したキャップをポリオワクチンの購入の為に寄付することで社会に貢献するプロジェクトです。このポリオワクチンは、キャップ800個につき一人の子供が救うことが出来るそうです!また、このキャップはリサイクルされる為、CO
削減にも貢献できます。

 学校に入ると、まず目の前の巨大なオブジェに目を惹きつけられました。玄関前の廊下に、生徒の皆さんが作ったペットボトルの巨大なオブジェ「ペットボトルモンスター」が展示されていました!

 この「ペットボトルモンスター」のお話を、東北生活文化大学高校生徒会の古澤浩さん(3年)、加藤未来さん(2年)、高橋彩華さん(2年)の3名に伺いました。皆さん仲がよく、和気あいあいとした雰囲気で取材を受けて下さいました!

 キャップを集める活動は生徒会で例年行っていましたが、集めたキャップを何か見える形にしたいという思いから、今年度、集めたキャップでアート作品を作るこのプロジェクトを立ち上げました。昨年は一年間で約2万個のキャップが集まりました。今年は17万6千個を目標に回収を行っています。キャップ回収には、各クラスに回収ボックスを設置しクラス毎に回収し、先生方もとても協力してくれてたり、全校規模で回収出来ました。また、地域のまつりや児童館へポスターや回収ボックスを設置したりと地域の方々にも回収の呼びかけを行い、その結果、去年の倍の4万2千582個のキャップが集まりました。

 創立110周年記念日の10月27日に完成を目標にアート作品を作り、無事完成!来校者からは、「すごい!」といった驚きの声があり、大変注目を受けていたようです。私も、3m近い「ペットボトルモンスター」の大きさにびっくりし、その不思議な佇まいに見入ってしまいました!
 名残惜しいですが、この「ペットボトルモンスター」は、今年中に解体され、ポリオワクチンの購入の為に寄付されるそうです。

 今年度このプロジェクトの代表として活動してきた3年生の古澤さん、そしてプロジェクトを引き継がれる2年生の加藤さんと高橋さんからメッセージをいただきました!

古澤浩さん「後輩達は出来ると思うので心配していません。今後は、この活動をただ続けるだけでなく、新しい事に挑戦し自分達の色を出していって欲しいです。」
加藤未来さん「前会長は17万個を目標にしており、去年の2倍集めることが出来ました。これから努力し、任期中に前会長が目標にした17万個を達成したい。また、地域の人達とエコを通して交流していきたいです。」
高橋彩華さん「生徒会は11人と小さな組織ですが、会長を支えながらエコに取り組んでいき、生徒の皆さんの力になれればと思います。また、ワクチンで子供達を助けたいです。」

今後は、2年生の皆さんの個性が出すあたらな挑戦が始まりそうです!2年生の皆さんはどんな色を出していくのでしょうか。楽しみですね!



左から古澤浩さん、高橋彩華さん、
加藤未来さん
 
巨大!ペットボトルモンスター




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 2010年11月3日(水) 名取秋まつりボランティア参加報告をいただきました! 

【日時】11月3日(水)9:00〜15:00
【会場】名取市民体育館・文化会館
【参加推進員】体験コーナー(手回し発電比較装置、電球比較装置、ワットアワーメーター)、エコ度チェック、クリスマスリース作り

秋も深まる11月3日文化の日、今年も『2010 ふるさと名取秋まつり』が開催されました。
昨年に引き続き、推進員の方々がボランティアとして参加しました!(昨年の様子はコチラです)
参加した推進員の皆さんは、グループに分かれ活動を行いました。グループ毎に活動報告をいただきました!


■みどりむしグループ(体験コーナー担当) 
【メンバー】菅野剛夫さん、菅野喜美恵さん、千葉きえ子さん
【報告】
・ CO2の1kgの風船を見て、CO2の大きさにビックリし、大きさを見ることで、削減の大切さを実感してもらった。
・ 来場者が多く、中には昨年も参加していた方もいて、「発電自転車はないの?」と聞かれることもあった。
 
 
いろんな環境グッズが体験できました

  みどりむしグループの皆さん
   
   
■エコガールズグループ(エコ度チェック担当)  
【メンバー】名川真由美さん、小野沙織さん、森田陽子さん、戸村静香さん、佐々木由美さん
【報告】
・ 参加者97人。
・ 家庭の省エネのヒント集を作成し、配布したのが良かった。
・ 他のグループが協力してくれた。
 
エコ度を診断します!

  エコガールズグループの皆さん
 

■エコ森林グループ(クリスマスリース作り担当)
【メンバー】角田尚一さん、川名健二さん、長谷川寛一さん、
伊藤道子さん、他推進員以外1名
【報告】
・ 参加者が多数で、途中から机・椅子を借りて作業台を増設し、係全員がフルに動いていました。
・ 材料が途中で無くなってしまい、1時に終了しました。  
 

 
    「エコのやくそく」
わたしの行うエコな事を宣言します!
 
リース作りも大盛況でした
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 とても大盛況だったようですね!また、昨年もこのまつりに参加していたことで、推進員のブースを覚えていた市民の方から「毎年ボランティアご苦労様」と、労いの声をかけていただいたとの事です。「継続は力なり」でしょうか。嬉しいですね!
 こうした活動が地域に根付いていって、エコな意識も広がって行くと良いですね。 
 

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