公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

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4月のテーマ「ベガルタ、楽天、89ERS…エコ観戦しよう」
日時 2006年4月28日(金)18:00〜20:00
場所 フォレスト仙台5F 501会議室
話題提供 MELONスタッフ小林&星
Report/RNECS三木奏瑛
 今月のテーマは「エコ観戦しよう」ということで、東北楽天ゴールデンイーグルス、ベガルタ仙台、89ERSなどの試合が行われる会場(フルキャストスタジアム宮城やユアテックスタジアム仙台)での、ごみ分別を主体としたエコ事情が紹介されました。
 当日は、今春に大学に入学したばかりの学生や、山形から見えた方もいらっしゃり、総勢20人ほどの参加者が集まりました。

 まずは、テーマにちなんで「観戦してみたいスポーツ」をお題に自己紹介。野球やサッカー以外にも、水泳やフィギュアスケート(荒川静香効果?)などの意見も出ました。その後、MELON事務局の小林さん、星さんから、試合会場で実際に行われている取り組みが紹介されました。例えば、お客さんが紙コップを捨てるときに、重ねてもらえるようにしたり。こうすることで、使うゴミ袋の量がぐっと抑えられるそうです。ごみ分別の表示の仕方も、わかりやすいように工夫されていました。また、プラスチック製容器包装の分別については、参加者から多くの質問や意見が出ました。

 仙台市のごみの分別項目のひとつとして、プラスチック製容器包装があります。家庭では、主に「プラ」マークのついたごみをこの「プラスチック製容器包装」として捨てます。しかし、スタジアムのような、人がたくさん集まる場所では、特に分別せず、他のごみと一緒に燃やされてしまうのが一般的です。これは、プラスチック製の包装でも汚れてしまっていると、リサイクルできないためですが、今回紹介された取り組みでは、市民への啓蒙の意図もあり、プラスチック製容器包装もきれいなものは分別しているとのことでした。
 また、昨年まではユアテックスタジアム仙台(旧仙台スタジアム)でのみ行われていたタンブラーの販売も、球団との話し合いでフルキャストスタジアム宮城でも実現したそうです。このような取り組みに関する理解は着実に広まっているように思います。
 スタジアムへ足を運んだら、チームの応援をしつつ、こんなエコな取り組みにもちょっと注目してみてください☆