活動内容紹介
部会・プロジェクトとは
MELONの会員やボランティアが、興味のあるジャンルごとに集まって、活動について企画し実施しているチームです。
みんなで活動を考えるからその内容もさまざまで、イベントの開催や調査、出前講座をしたり物作りに励んだり実に多彩です。
ひとりひとりの市民目線からの感性が、より良い活動や企画につながります。
ちょっと気になったら、ぜひ一度参加してみてください。一緒に活動する仲間を待っています。
ストップ温暖化センターみやぎ
別名、宮城県地球温暖化防止活動推進センター。「地球温暖化対策の推進に関する法律」で、知事が県に1つ温暖化防止活動の拠点として地球温暖化防止活動推進センターを指定することができるようになりました。そこで2000年5月に全国で4番目の早さで指定を受けたMELONが、温暖化センターを運営しています。宮城の温暖化防止の拠点として、普及啓発イベントの実施や環境学習などネットワークを活かした活動を展開しています。
情報センター
MELONの情報や環境についての情報を収集・作成・受発信をしています。
ホームページの作成や毎月のメールマガジン発行、情報紙発行のほか、アウトドアのエコの普及、環境紙芝居の作成や上演など、アナログからデジタルまで工夫を凝らして、多様な情報の発信を目指しています。
水部会
蛇口をひねれば簡単にきれいな水が手に入る現在、水のありがたみを実感することは少なくなっています。命の源となる水を保全するために、河川の水質調査、水と暮らしの歴史調査、水に関心を持ち親しむ講座の開催など、水に関して多様な視点から活動を行なっています。
食部会
体を作る大切なごはんを安心して食べ続けられるように、環境に配慮した「食」と「農」を推進し、学習会や見学会、農家の方と消費者をつなぐ体験講座などを行っています。2011年の震災・原発事故があり、部会内でも今後の方向性について試行錯誤していますが、放射能問題や農業の現状など食をめぐる問題に理解を深めつつ、市民へ学び・体験・発見の機会を提供します。
企業交流部会
企業同士や市民が連携した企業の環境活動の推進を目指し、各企業の枠を超えて情報を交換しながら考え、学びあう活動をしています。
幅広い企業や市民に役立つテーマについて、異業種間や他団体、行政や学生、一般市民と協働しながらネットワークの構築に取り組んでいく予定です。
「企業交流部会」は第5期をもって活動を終了しました。
4R推進部会
リデュース(減らす)・リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の3Rに、ごみとなるものを買わない・もらわないの「リフューズ」を加えた4つのRで暮らしの中からごみの減量を目指しています。生ごみ堆肥化やごみの分別、4Rクッキングなどに取り組んでいます。
MELONcafe
MELON事務局のサロンスペースを、環境に興味・関心のある市民が気軽に集い情報を得る場として「MELONcafe」と銘打ち、プチ講座の開催や、情報提供を行っています。毎月開催のMELONcafeプチ講座のテーマは「オシャレですぐにできるエコ」。エコの輪を広げるため、エコの初心者でも楽しめるリメイク講座や料理講座などを行っています。また、出前講座も積極的に行っています。
自然エネルギー等普及プロジェクト
宮城県内の自然エネルギー普及を目的として、導入の可能性を探ったり公開勉強会を行い、情報発信を行っています。小規模水力発電の木製水車を地元NPOと共に作成したり、自然エネルギーのセミナーや見学会の開催、復興住宅での自然エネルギー導入の推進を行なっています。
みやぎ里山応援団
日本人の心のふるさと、里山。宮城の6割が森林と豊かな資源がありつつも、手入れが届かず荒れている森林も多くあります。
そこで、里山の保全と森林の活性化を目指し、他団体と協力しながら里山体験講座や生きもの調査、森林資源の利用促進などを行っています。
エコシティ仙台プロデュースプロジェクト
環境に配慮したまちづくりを目指して、在仙のプロスポーツであるベガルタ仙台、楽天イーグルス、仙台89ERS、仙台ベルフィーユとそのチームボランティア、行政や関連企業と連携し、スタジアムでのごみ分別・減量を行なっています。スポーツをきっかけに、市民のエコの意識を広めることを目的としています。
エコ住宅部会
復興住宅をはじめ、今後建設される住宅やリフォームする住宅について、環境保全の立場から県産材を使用した木造住宅の普及ならびに環境配慮型の仕様、またライフラインが途絶えたときのエネルギー確保の視点を取り入れた住宅の建設を促進するために活動します。この仕様・理念を、小型模型やパネル・冊子にし、展示・配布活動することで、分かりやすい告知活動を進めます。また戸別の住宅にとどまらず、地域単位で効率の良いエネルギーシステムの調査活動も進めます。
その他のプロジェクト
■期間限定のプロジェクト・目的を達成したプロジェクト
1. 原発とエネルギーに関する検討委員会(2012年9月〜2013年7月)
MELONの視点から、これからの原発とエネルギー問題について理事を中心に議論し、2013年7月宮城県に対し「原発とエネルギーに関する抜本的な政策転換を求める意見書」を提出しました。
http://www.melon.or.jp/contents/NEWS/13/0730/0730.html
2.七ヶ浜再生プロジェクト(2011年7月〜9月、2012年夏)
震災復興の活動として、七ヶ浜(菖蒲田浜)の海岸清掃を地元の方々やNPO、中間支援団体と共に行ないました。7月〜9月初旬までの毎週土日に海岸清掃活動を行ない、震災から半年後の9月10日には「菖蒲田浜・復興まつり」を開催しました。2012年・2013年にも海開きのイベントの際にエコステーション運営の協力をしています。
http://www.melon.or.jp/contents/NEWS/11/shichigahama.html
3. 国際会議会場への派遣
・生物多様性条約第10回締約国会議【COP10・愛知】(2010年10〜11月)
愛知県名古屋市で開催された生物多様性についての国際会議にMELONから6名を派遣し、情報収集と発信を行ないました。これをきっかけに生物多様性に取り組む部会「みやぎ里山応援団」が立ち上がりました。
http://www.melon.or.jp/melon/contents/eventReport/COP10/index.html
・国連持続可能な開発会議【リオ+20】(2012年6〜7月)
MELONの設立のきっかけとなったのが1992年リオデジャネイロで開催された地球サミットです。そこから20年目の2012年同じリオで国際会議が開かれました。MELONはその動向をしっかりと見るため、また震災を体験してのメッセージを載せた冊子「Massage from the area decastated by the 3.11 TSUNAMI」を届けるため、2名を派遣しました。
http://blog.canpan.info/melonblog/category_15/
・気候変動枠組条約締約国会議【COP】(COP15:2009年コペンハーゲン、COP16:2010年メキシコ カンクン)
毎年開催され、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させるために具体的にどのような削減義務のもとに取り組みを行うかを決定します。ストップ温暖化センターではCOP15・COP16に会場に派遣したほか、報告会を開催しました。COP17についても、COP参加者を宮城県に招き報告会を実施しています。
http://www.melon.or.jp/contents/Global_Warming/sekai/sekai_index.html