公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

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2月のテーマ 旅行は"気付き"の宝庫
日時 2008年2月20日(水)18:00〜20:00
場所 MELON事務局 サロンスペース
■Report■ RNECS小隅
 小林さんが以前泊まったホテルについての話から始まりました。ビジネスホテルでは備え付けのシャンプーが多いとのことでした。ホテルによっては、石鹸とシャンプーは壁につけられたボトルの中に液状のものが入っているという話や、タオルの無駄な交換をなくすため、約束事が掲示されている所もあるという話がありました。社会人の参加者の中にはこれらを実際に見たことがある方もいらっしゃいました。それから、ホテルにおけるアメニティグッズについて意見を出し合いました。ホテルではアメニティグッズをもらって帰るという意見や、これをもらうと旅行が非日常ではなく、日常に感じられてしまうので、持ち帰るのはどうかという疑問の声も挙がりました。

 その後、旅行に行って、現地特有のものでなく西洋風のリゾートに泊まりたいかどうかという質問から、北海道洞爺湖サミットについての話に移りました。サミットが開かれる会場は、山の上の要塞のような場所で、環境を考える上で相応しくないのではないか(白川郷のような自然と共存した場所での開催の方がいいのではないか)という意見が出ました。ただ、その施設に行くには道が少なく、会議の期間に一般の人が近づくのは難しいということから、警戒面を考えるとしょうがないといったところでしょうか。

 それから、サミットに向けて、MELONとして何かアクションを起こすのかという話題に移り、ロビー活動等について話し合いました。しかし、上記のようにサミットの場所の関係で、そういったものはなかなか難しいとのことでした。そして、発展途上国と先進国の交流についても話が広がり、行政に関わっておられる参加者から、行政面や国際協力の方法について意見が挙がりました。

 最後に、秋保温泉ホテル佐勘での環境への取り組みについて紹介がありました。「環境に対する基本方針」というマニュアルを設けて節電の徹底などが行われており、これでCO?削減はかなり実現できているという話でした。

 以上のように、今回のクラブフォレストは、旅行というテーマから他の様々な分野にも話が広がっていき、有意義なサロンとなりました。