公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

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執筆■星和佳子  2007/2/20up
「気づいた人からはじめている!!マクロビオティック♪」
おいしい野菜と出会って☆
 私が強くオーガニックフードに興味を持つようになった決定的な要因は、両親が小さな家庭菜園をはじめたことからです。以前から野菜大好き人間だった私は、両親の作る野菜たちのおかげで一層野菜のとりこになってしまいました。
 畑が小さい割りにはやりくりしているようで、一年間を通してたくさんの野菜を作っています。旬の採れたての色鮮やかな野菜がおいしくて体にいいばかりでなく、ひとつひとつの野菜にはたのしいエピソードが満載。
 「昨日食べたキャベツと今日食べたキャベツ、どっちがおいしい?」「こっちのジャガイモとこのジャガイモ、味が違うのわかる?」などときどき返答に困る質問が飛び出したり、びっくりするほど辛い大根を食べさせられたりすることを除けば、たのしい食卓で話題に事欠きません。
 これまでに土などさわったことのない両親が、かたわらにテキストを抱えて、手塩にかけてみようみまねで育てた野菜の味はやさしく体にしみわたります。
 この冬感動したのは、ほうれん草!!霜の降りた日にとれたほうれん草は絶品でした。「ほうれん草ってこうゆう味だったんだね」と、素材の味を確認する会話が増えたように思います。食材本来の味をたのしむため、自然と味付けも薄味になりました。
地産地消!
 季節の頃には千本ノックのようにニンジン料理が一度の食卓に3品4品と出て、もう来年までニンジンは充分だと心底思うのです。
 こうして旬の食材を食べ尽くす習慣が我が家の食卓にできたことは、季節に逆らった野菜を好き好んで食べることは激減することにつながりました。
 毎年夏の終わり頃、冷たく冷やしたミニトマトを食べながら、一年間のお別れと再会を約束するのも恒例になりました。
マクロビオティック
 すでに取り組んでいる方にはおなじみのマクロビオティック。「カタカナが並んでいて何のことかわからない」という方もいらっしゃるのでは?
 マドンナが実践しているというのは有名な話ですが、もともとはアレルギーの息子さんのためと自宅に日本人女性のシェフを雇ったのがはじまりとか。その他にもハリウッドスターが取り組んでいることで一躍話題になっていますが、難しいことは何もありません。そもそも日本にあった考え方なのですから。
 「身土不二」とは、「人(身)と土は一体(不二)である」「人の命と健康は食べ物で支えられ、 食べ物は土が育てる。故に、人の命と健康はその土と共にある。」という意味で、マクロビオティックのコンセプトになっている言葉です。

 この言葉を聞いて思い出したのが、以前取材したオーガニックレストランのオーナー鴫原幸恵さんのお話でした。
「有機質の土は、角砂糖ひとつ分の中に6億の生物を湛えています。そんな土をだめにしていく作り方は次のものが育たない。たくさんの生命を宿している土の中で育つものを上手に食べていって、体が健康になっていけばおのずとココロも健康になっていく。食べることは良い社会を作っていくのにすごく重要な位置を占めている。身近なものをよりシンプルに食べていくということが、これからの時代は重要な意味を持つ。」
 まさに「身土不二」。人間は土から離れて暮らすことはできないんだと認識すると同時に、土を大切にする社会の仕組みの必要性を痛感しました。

 興味のある方は、マクロビオティックに関する書籍やWeb-Siteがたくさん出ていますのでのぞいてみてください。
■ちょこっとマクロ
 「手間」と「コスト」がちょっと・・・。という方には、朗報が!!最初からすべて3食全品マクロビオティックというのでは、長く続きません。
 おすすめは、「ちょこっとマクロ」。例えば、玄米ご飯とみそ汁からはじめてみる、土日のお休みの朝だけ取り入れてみる、というのもの。それだけでも目先が変わって新たな発見があるだけでなく、体にもやさしくできるからうれしいですね。自分で作るのはちょっと大変という方は、週一でランチにオーガニックレストランを選ぶというのもおすすめですよ。おいしいものを食べる習慣が、キットいつかあなたがカラダとココロと環境にやさしい食材を選択するヒントをくれるはずです。
 最近気になっているのが、オーガニックフードの料理教室です。申し込みがいっぱいだとか。こんなところからも、「気づいた人」が着実に増えていることを教えてくれますね♪

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