公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

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執筆■井上郡康  2007/7/4up
「エコdeスマイル!?」

 最近やたらと温暖化が騒がれております。ここまでマスコミが取り上げると「本当に地球は大丈夫なのか?」と心配になりますね。しかし実際に温暖化の影響は世界で出始めており、深刻な問題となっております。例を挙げると2003年ヨーロッパにて猛暑になり関連して約35,000人の死者がでたり、北極ではシロクマが氷を求めて100k以上泳ぎ続け、溺死した事件や、アメリカでのハリケーン・カトリーナは記憶に新しいところ。挙げるときりがない。また日本でも例外ではなく、西日本地区の大雨や東日本の暖冬、宮城県でも心配されているのは気候変動により米どころではなくなってしまう事。温暖化問題は決して人事ではなく、自分自身に間違いなく降りかかる問題です。


 しかし最近、温暖化を地域から変えていこうという動きがあります。その1つとして始まったコンテスト、その名も『エコdeスマイルコンテストinみやぎ』です。このコンテストは全国統一で開催されるイベントであり、全国のCO
2削減の猛者達が各地の県大会を勝ち上がり、最後には全国大会で競い合います。
 簡単に説明すると、各地でCO
2削減につながる取組み(企業や学校でのユニークな省エネ活動など)や物等(ユニークな環境家計簿など)をされている方に応募いただき、公平な審査のもと宮城県代表を決め、全国大会につなげていきます。分かりやすく言えば、高校野球甲子園大会みたいな感じですかね。
 全国各地では、様々な活動がされているもので、例えば一番有名なところでいえば、滋賀県の菜の花プロジェクトなんか、有名な取り組みですよね。あとは山形県旧立川町の風車で町おこし・・・。上げればきりがない。

 そもそもCO2削減につながる取り組みとは何なのか?例えば毎日使っている電球を省エネ電球に替えるのも簡単ではあるが立派な取り組みであるし、運送屋さんがバイオエネルギー車に切り替えるのも立派なものです。本来、この様な活動に順番が付くはずがない。人間一人一人がやれる事をやっていく、それが負担にもならないし一番である。
 だからこそ、このコンテストが果す役割は大きい!!

 そうです。一番大切なのは、このコンテストを通して今まで注目されなかった取り組みが、全国に広まり地方での活動が活発になることが目的なのです。
 みなさんも応募してみませんか?そして温暖化防止に向け共に進みましょう。

 さ〜、出て来い!CO
2削減の達人たちよ!!!

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