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夏休み自由研究応援企画 ソーラーカーを作っちゃおう♪レポート |
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小学生の夏休みの自由研究を応援する企画「ソーラーカーを作っちゃおう♪」を開催しました。
お天気にも恵まれ、県内から21人の元気な小学生が参加してくれました。 |
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日時 |
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8月9日(火)10:30〜15:00 |
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場所 |
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せんだいメディアテーク2階会議室 |
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講師 |
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武内賢二氏(ソーラーワールド代表) |
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参加 |
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小学3年生から6年生21名 |
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講義 |
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まずは、現在地球がどんな様子なのか地球儀のビーチボールを使って具体的に解説があったあと、地球温暖化の結果、どんなことが起こるのか、何が困るのかについてみんなで考えました。 |
◆地球が温暖化しないためにできることを考えたよ! |
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「みんなちゃんと省エネしてる?お母さんに電気消しなさいって言われない?」との問いかけにみんないっせいに反応してくれました。「ときどき言われる」「ぼくちゃんと消してるよ」など反応はさまざま。そんな中、「うちはね、いっつもお母さんが点けっぱなしなの。」という声が!!お母さん、お子さんはあなたの背中を見てますよ!心を引き締めて、省エネに取り組んでくださいね^^
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◆手回し発電機登場!! |
「みんなにも簡単に電気を起こせるんだよ。しかも地球を温暖化させる温室効果ガスを出さないで!みんなちょっと前に集まって。」 |
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先生の周りにみんなで集合すると、先生が持っているものにみんな目がくぎづけです。さっそく手回し発電機を回してみると、電気がついたり、小さなプロペラがまわったりみんな大興奮でした。必死にハンドルを回していたせいで6個の豆電球を点灯させていた子はちょっとつかれた様子でした。
◆自然エネルギーってすごい☆
みんな席に戻ると、先生から「手回し発電機をずっとまわしているのはたいへんだけど、CO2が出なくて疲れない電気があるのみんな知ってる?それが自然エネルギーっていうんだよ。」
子どもたちは、配布した自然エネルギーについての資料をチェックしながら、聞いたことのないもの・見たことのない装置やしくみについて解説してくれる先生の声にじっくり耳をかたむけていました! |
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みんな地球温暖化、省エネ、自然エネルギーについてしっかり勉強してくれました。
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おまちかね、ソーラーカー作り!! |
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「みんな、お願いだから説明書をしっかり読んでね。ひとりでできない子は先生と一緒に作りましょう。適当に作るのは禁止です^^」
昨年も開催したこの講座、その際多発したのが、かってに説明書も見ず解説や注意事項を無視して進め、その結果収拾がつかなくなり助けを求めるという現象でした。何せこの日は、応募者多数のため会場の定員ぎりぎりまで子どもたちに参加してもらったので、サポートできるのは先生を合わせて3名だけ。しかも昨年使用したソーラーカーキットは子どもたちには簡単だったようなので、今年はちょっとむずかしめのキットにチェンジしていました。なので、小学3年生から6年生までの子どもたちにちゃんと作れるのか心配していました。
注意したにもかかわらず案の定、暴走してしまう子数名。「たすけて〜!」「できない(T_T)」の声が出る始末。「だからいわんこっちゃない。」おかげで爪がボロボロになりました。
そんな中、救世主が登場!!6年生が困っている子を助けてくれたのでした。困っている下級生に対して、やさしく作り方を教えてくれている様子はとてもほほえましもので、とても頼もしく感じました。ありがとう☆上級生の助けもあり、予定時刻どおりソーラーカーづくりは無事(?)終了。 |
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ソーラーカーを走らせよう♪ |
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太陽の光を受けて軽快に走るソーラーカーに子どもたちは大満足の様子でした。
この企画は、地球温暖化防止のために日頃の暮しでできることに気づいてもらい、またこれから未来を背負って立つ子どもたちに早い段階で自然エネルギーの存在について学び興味を持ってもらうことを目的に企画・開催しました。今回のソーラーカー作りが単なる「工作」ではなく、地球温暖化の防止のために子どもたちが自分で考え行動するきっかけとなり、また自然エネルギーを身近に感じてもらえることができれば幸いです。
夏休みが明け、参加した子どもたち学校でクラスや全校生徒に向かって、胸を張って課題の報告をしてくれることを祈っています。 |
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