公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

宮城県仙台市の公益財団法人みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)の公式ホームページ。部会活動や環境に関するイベントの情報発信、ボランティア募集等を行っております。

事務局日記【旧サイトの内容です】

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12月27日《H》

 今日はMELON事務所の大掃除の日でした!
掃除もエコに、ということでMELONでは掃除の時には「エタノール水」と「重曹水」を中心に掃除をしています。
机や棚のふき掃除には殺菌消毒効果のあるエタノール水、油系の汚れには重層水…結構きれいになるものです。
中でも今年のビフォーアフター賞はカーペットです。
MELONのカーペットには、1年の間にうっかりこぼしてしまったコーヒーなどの汚れがしっかり染みついています。斑点のように模様をつけていたその汚れが、重曹水でほとんど目立ったなくなったのです!!!
男手3人がかりで、部屋のカーペットの汚れに重曹水を振り掛け、少し置いて染み込ませてから、タオルでたたくようにふき取っていきます。
むしろ重曹水をかけたところの方が周りよりきれいになるくらいにすっかり取れましたよ!
もともと汚れのあまり目立たないカーペットだったこともあるかもしれませんが、重曹の活躍ぶりにびっくりです。

重曹水の濃度は…適当です!スプレー容器に水かぬるま湯と重曹1さじぐらいで今回はやりました。
ぜひ今年の大掃除は重曹水とエタノール水、オススメです。
さらにそれにアロマのエッセンシャルオイルを数滴加えると香りもGood!
 
12月22日《K》

 年末近くなって、冬らしい気温になってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。
 少し前の話しですが、私が環境省から委嘱されている「3R推進マイスター」という制度の研修で12/8に東京に行ってきました。
その際に聞いた3Rの小ネタ(?)を少々ご報告します。

 環境省の方の話しだと、現在回収されたペットボトルの半数近くが中国に輸出されていると思われるが、詳細についてはつかめていないそうです。
国で業者に情報提供を求め、国内でリサイクルするよう指導していくとのこと。
価格面の問題なのでしょうが、やはり国内産業を育てていくことを真剣に考える必要がありますよね。
 また、ガラスびんリサイクル促進協議会の方の話しでは、協議会が行ったCO2排出量のLCA評価シミュレーション(物が作られてから廃棄されるまで輸送を含めた全ての課程を計測する手法)によると、リターナブルのガラスびんが2回までしか利用されない場合は、アルミ缶やワンウェイガラスびん(使い捨てを前提に薄く作られているガラスびん)のほうが、環境負荷が少ないのだそうです。
 普通はリサイクルよりリユースが優先なのですが、物や状況によっては優先順位が逆になることもあるのですね。
やはり環境問題は広い視野でとらえないと難しいです。

 もう一つ、PETボトルリサイクル推進協議会の方の話しでは、現在はナイキ、アディダスといった一流スポーツメーカーや高級ブランドのPETボトル再生製品が多く出てきているのだそうです。
ヨーロッパを中心にかなりの売れ行きを示しているそうですが、日本国内では、まだ再生品と一流ブランドのギャップに抵抗のある消費者が多く、あまり売れていないとのこと。
物がよければ関係ないと思うのですが、やはり日本人は見栄っ張りなのでしょうか。

 世の中どんどん変わっていくので、常にアンテナを張っていることと表面的な情報に振り回されないことが大事だと感じました。


12月14日《H》

 今日は仙台市で始まったCO2CO2(コツコツ)減らしていいもの当てようキャンペーン(詳しくはリンク先へ
のPRに借り出されてみやぎ生協幸町店に行ってきました。
 レジを通過して袋に商品を入れ替える人たちにすかさずアピール
 「こんにちは〜。仙台市でエコなキャンペーンを紹介しています〜。こちらに記入してFAXを送るか、携帯サイトに登録するといろんなグッズが当たるんです〜。ゴパンもありますよ〜。」と。
 意外にみなさんチラシを受け取ってくれました。ありがたい!
 中には「FAXないから」「携帯もあまり使っていないから」という方も。ごもっともです。

 さて、そんな中に私の目からウロコのことがありました!
 袋に入れ替えている主婦の方々を見ていると、その中に、お肉が包まれていたラップをおもむろに開け始め、そして台になっていたトレーを抜き出して包み直していたのです。
そう、トレーって、家で結局ゴミになるんですよね!!かさばるんですよね!!
トレーはごみ箱の中へ…あぁ、このままリサイクルに回せればスムーズなのに…

思わず声をかけていました。
「ゴミになるから持って帰らないの。」
そうですよね…。

果物の籠を回収しているところはありますが、お肉や魚のトレーをその場で回収しているところはないかと思います。
店頭で洗って乾かしたものを回収してはいますが、持って帰らずにその場ですぐにリサイクルに回せるか、
もしくはトレーのない肉や魚が増えたらもっといいですよね。

以前に聞いた海外のスーパーの話を思い出しました。
レジの後の店頭にごみ箱が置いてあって、そこに不要だと思う包装は捨てていくのだそうです。
そして、そのごみ箱に多く捨てられている包装の商品については、作った企業に報告し、包装を減らすようにさせるのだそうです。
それなら日本でもできそうだと思った記憶があります。

今度1月15日にキルト作りカフェをしてドイツのエコなくらしについて話がありますが、ドイツは国土は日本と同じ広さなのに、包装のごみの量は1/10しかないそうです。
いろんなエコなコツを学んで日本で活かしたいですね!

12月7日《三》

今年の冬は寒いと、長期予報で見たのに、12月を過ぎても、雪は降りません。
去年の教訓で、早めに 身の回りのものを冬仕様にしました。
年齢を重ねるにつれて、寒さは身体にこたえます。
何枚着込んでも 寒さを感じる今日この頃です。
身体の中から暖めるために、最近は生姜を料理に加えてます。
これだけでも効果を感じます。皆さんも是非お試しください。


12月7日《岸》

 センターに入って早2ヵ月。あっという間に時が経ち、気づけばもう12月です。
先週から光のページェントも始まり、いよいよ仙台にも冬が来たという感じがします。
先日の日記でHさんから情報があったとおり、光のページェントは今年からすべての電球がLEDになったそうですね!
まばゆいばかりの光のページェントも、環境にやさしい光だと思うとより一層きれいに見えました。

 さて光のページェントに続いて12月10日から始まるSendai Winter Park。
こちらでは、スケートリンクの外壁35mの壁面をLEDと電力を使わない装飾(蓄光印刷)でデザインするプロジェクトが行われているようです。
10日に点灯式が行われますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

 ふと思ったのですが、雨の日のスケートリンクはどうしているのでしょうか。
ブルーシートで覆っているのか、それとも雨ざらし?期間中に雨の日があったら、見に行きたいと思います。


12月6日《H》

仙台の光のページェントが始まりましたね!!定禅寺通りは17:30〜
23:00は光のアーチがきらびやかに町を彩ります。

環境関係の方は、木への負担や電気量のことが心配になると思います。
ですが、今年は55万個の電球が使用されています。その電球が、今年はなんとLED電球となりました!
公式ホームページによると、あたたかな色を醸し出すために改善をかさね、「SENDAI光のページェント」仕様のLED電球なのだそうです。
私も見に行きましたが、LED電球って青や白でひんやりとしたイメージがありましたが、オレンジ色のきれいな光でした。
寿命の長いLED電球ですから、来年も再来年もず〜っと使えるとエコですよね。

さらには、そのLED電球を灯すための電力も「グリーン電力」を使用しています。
「グリーン電力」とは、風力や太陽光、バイオマス、地熱など自然の力を活用してCO2を少なく自然に配慮して発電した電力のこと。
だけど、単なる「電気」としては化石燃料でも原子力でも自然エネルギー(グリーン電力)でも電力会社に集まってから流れていくので、同じになってしまいますよね。電気に色はついていませんから。
ただ、グリーン電力は“環境に良い”という「付加価値」があるので、発電した会社は、その「付加価値」を売ることができるんです。おもしろい仕組みですよね。
今回も、光のページェントの主催者は、普通に支払う電気代とは別に、その「付加価値」分を発電会社に料金として支払うことで、その分を「グリーン電力」で発電したとみなしましょう、ということなんですね。
自然エネルギーは化石燃料や原子力より発電するために費用がかかってしまうので、その付加価値分の料金が、自然エネルギーの設備や運営を手助けすることになるわけです。

25年目のSENDAI光のページェントの中にもエコが盛り込まれています。
その他にも、みなさんが光のページェントで見つけたエコがあったら教えてください♪
(ある出店ではリユースカップだったとか、エコステーションがあった、とか…)