公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

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秋冬に活躍!鍋帽子で保温調理に挑戦しましょう☆【旧サイトの内容です】

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鍋帽子®
*用意するもの*
■布…綿(化繊は避けましょう)
※素材が綿であれば古着などを利用しましょう。
■綿
※シート状になっているキルト芯を使用すると作業がラクです。
※綿は古毛布や古セーターで代用できます。

新しいものを買わずにできるだけ身の回りにあるものを利用しましょう。
鍋をすっぽり覆う、
鍋専用の帽子、『鍋帽子®』。
鍋に水と具材を入れて
沸騰するまで煮立てたら、
この『鍋帽子®』に鍋を入れます。
帽子の中はぽかぽか保温状態。
この余熱で調理ができちゃう
「保温調理」。
エネルギーの節約、
そして調理の手間も省ける
秋冬に活躍させてほしいエコグッズ。
普通に調理するより野菜が甘くなったり
おいしい効果もありますよ。
※「鍋帽子®」は全国友の会振興財団が商標登録しているものです。

*作り方*
1.型紙を作ります。お手持ちの鍋の大きさにあわせて作りましょう。

 今回は座布団が直径32cm、帽子部分はタテ37×底辺30cmで作成しました。(縫い代は含みません)
2.座布団は裏表の計2枚、帽子部分は4枚を縫い合わせて作るので、裏表あわせて合計8枚の布を裁ちます。

3.座布団を縫います。
 中表にし、返し口を残して縫います。表に返し、綿を詰め返し口を閉じます。
4.帽子部分を縫います。中表にし、頂点から底辺までの半分を縫いつなぎ帽子状になるよう縫い合わせます。
 左図の色が同じ部分を縫い合わせます。

 この時端切れでループを作り、頂点に縫い付けておくと使用の際に便利です。
4-2.4つの布が集合する頂点部分にすき間ができていないか確認しましょう。もしすき間ができていたらしっかり縫い合わせます。

 これをもう1つ作成します。
5.大きなボウルやざる、ごみ箱、ポットなどを利用して4で作成した帽子を中表になるようかぶせます。すき間ができないよう綿を二重にかぶせ、形を整えます。上部が厚くなるよう整えましょう。
6.4で作成した帽子のもう1枚をかぶせ、底辺を縫い合わせます。
7.綿が動かないよう固定するため、帽子・座布団の両方とも数箇所を小さな×印に縫いとめて完成です。

*使い方*
 座布団の上にそのまま鍋を置くとすぐに汚れてしまいます。余り布やタオルを1枚敷くなど工夫しましょう。

 新聞紙で鍋をくるんでから鍋帽子®に入れるとより一層保温効果が高まります。

 カレーやシチュー、おでんをはじめ、煮込み料理に最適な調理法です。いろいろ試してみてください。
*応用編*
■最後に×印に縫いとめる際、カラフルな糸やボタンで飾りをつけるなど工夫しましょう。

■小さなお子さんがいる家庭では、帽子を動物の顔に見立てて耳や目をつけると食卓がより楽しくなりますね。
*応用編〜上級者向け〜*
■片手鍋対応鍋帽子®

1.下図のように、帽子部分を縫い合わせる際に一辺だけ10数センチで縫いとめます。(赤い点線部分)

2.上記手順どおり綿を置いた後、底辺と一緒に青い点線部の表と裏の布を縫い合わせます。

3.マジックテープ、またはホック数個を縫い付けて完成です。
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