仙臺農塾
仙臺農塾プロジェクトVol.1 第5回
「土で放電、温泉で充電~「半農半湯」で休日を楽しむ~」
日時 | 2013年3月13日(水)19:00~20:30 |
会場 | 和醸良酒○たけ(青葉区大町2-4-1グランドソレイユ大町1F) |
ゲスト | 大沼伸治さん(東鳴子温泉大沼旅館5代目湯守) |
参加費 | 3,500円 |
参加 | 24名 |
開湯が平安時代の鳴子温泉。
温泉が出た時にすごい音が鳴り響いたことから鳴子と言われたとのこと。
日本の源泉には11種類あり、そのうち9種類が鳴子温泉に湧いているそうです。
アルカリ性温泉と酸性温泉がとなり合わせで湧き出るところもある、1200年もの歴史ある面白い温泉地です。
そして昔から鳴子温泉は、「湯治」場として、農閑期の保養として温泉地に長期滞在し、温泉に繰り返し入り心身を再生する文化がありました。
その中で、現在大沼旅館では、温泉だけでなく、その周りにある農地や林地も含めて温泉の地域を楽しんでもらおうと取り組んでいます。
それが、農業と温泉が一体となった農のあるバカンス=「農バカ」です。
畑を借りて大豆を作るのもそのひとつ。
湯治に訪れたお客さんに農作業をしてもらい、そこで土に触れ汗を流します。いろんな溜まったものを汗と一緒に出すイメージですね。
体を動かした後は、温泉にゆっくりと入って温泉の力・大地の力を取り込みます。
夕食にはいわゆる旅館の豪華な夕食で不健康になるのではなく、湯治食である「一汁三菜」の地元の食材を活かした料理をいただき、デトックス。
「観光」「贅沢」ではない「心と体の中から癒す」温泉の楽しみ方を提供しています。
湯治とういう文化を受け継ぎながらも、自然とつながり、人とのつながりを大切にする新たな「TOJI」として、大沼旅館は挑戦し続けています。
今年も春には大豆の作付を始めるとのこと。興味のあるか方、ぜひご参加くださいませ!
また、当日は大沼さんが納豆と地酒「天音」を持ってきてくださいました。
日本酒と納豆というのはどちらも菌であることから、有り得ない組み合わせ(笑)
納豆は、大沼旅館さんの畑でとれた大豆で作ったもので、大沼旅館でしか食べることのできない、非売品の貴重な納豆です。
大豆の味をしっかりと味わえる、でもどこか優しい味のするおいしい納豆でした!
取り組みのひとつには、温泉熱での乾燥野菜も作っているとのこと。
温泉は贅沢しに行くところ、というイメージが強いかもしれませんが、それでは実は体は休息になっていないのかもしれませんね。
古くからある「湯治」という文化、改めて忙しい現代の働き盛りの私たちが体験してみたいと感じました。