仙臺農塾
仙臺農塾プロジェクトVol.3 第4回
「七ツ森発!新米食べ比べと大人の芋煮会♥」
日時 | 2014年11月5日(水)19:00~21:00 |
会場 | 福祉プラザ9階調理実習室+大広間(青葉区五橋2丁目12-2) |
ゲスト | あさのゆかさん(旬菜コーディネーター) |
参加費 | 2,000円 |
参加 | 19名 |
仙台の秋と言えば芋煮会!!
季節の食材を味わいながら、気の合う仲間や初めての方と親睦を深める行事です。
みんなで作ることで、意外なあの人の一面も見えたり…?
でも、忙しくてなかなか芋煮ができない、そんな大人たちに宴会風の芋煮会を行ないます。
みんなで芋煮を調理して、持ち寄ったお酒と舌鼓、大人な芋煮会を楽しみます。
今回のゲスト、あさのゆかさん。
七ツ森出身で、旬菜コーディネーターとして旭ヶ丘で「料理教室七ツ森」をされています。
朗らかで笑顔の素敵な、一緒にいると楽しくなる方です♥
出身地である七ツ森についてご紹介。
七ツ森は大和町にある7つの山の総称です。
ご実家はその麓で農業をされており、あさのさんの食の根本は地元の旬の食材や山の幸を食べて育ったことにあるのだそう。
仙台で料理教室を開くため名前を考えていたときに、その七ツ森が浮かんだとのこと。
それを知り会いに相談したところ、「7だもの、いいべ~!それに木でなくて森だなんて、最高ださ~!」的なことを言ってもらえたということで、七ツ森の名前をつけたのだそう。
旭ヶ丘にある「料理教室 七ツ森」では七ツ森のご実家や手入れに通っている畑でとれた野菜を中心とした料理を、七ツ森の土で作られた器でいただく料理教室をされています。
七ツ森って陶芸や縁結びの島田飴祭りでも有名だったのですね!
レシピも和室で紹介されましたが、今回は家庭で作る芋煮です。
河原なら、まず薪でお湯を沸かしてから始まりますが、家庭ではそんな大量には作らないので、根菜は水から入れます。
土の下にあるものは水から、土の上にあるものはお湯になってから入れるというのがコツ。根菜は水から火を通した方が、均一に火が通るためおいしいんです。
ごぼうやにんじん、大根、里芋などは水から入れていきましょう。
実際の河原の芋煮がお湯を沸かすところから始まるのは、その方が煮えるのが早いから。具を入れて水から煮ると温まるまでには時間がかかりますが、その要領が分かっている方は、二つ鍋を用意して、一つではお湯を沸かす、もう一つでは野菜を炒めるそうですよ。そして野菜が軽く火が通ったら、お湯を投入するのだそう。へぇ~~!でした。
さっそく調理開始!
今回の参加者は男女が大体半々くらいだったので、男性2名女性2名くらいの4グループに分かれて作っていきました。
今回参加しようとする方々だけに、男性も調理の慣れている方が多かったですね~
今回は里芋以外の材料はほぼ下準備済みなので、里芋剥きはみんなでしました。
ところで、里芋の皮、みなさんどのようにして剥いていますか?
里芋は皮のそばが粘りがあって美味しいんです。
なので、里芋は皮は「剥かない」!剥くのではなく、包丁で皮を薄くこすり取るような感じで取ります。アルミホイルを丸めて取る方法もあるそう。
この里芋の皮を上手にこすりとれる男子は点数高いですよ~~!!
芋煮ときのこ焼き。
このきのこもあさのゆかさんが当日生産者から直接買ってきてくださったもの。
ぷりっぷりのしいたけと舞茸をオリーブオイルやバターで焼いて、各自自由に味付けしていきました。
芋煮はグループメンバーで何度も味見して微調整していましたよ(笑)
かんぱ~~~い!!!!
みんなで作ったのでい~~い笑顔!!!
みなさんお酒やおつまみを持ち寄ってくれました。
結構ワインも多くて、オーガニックワインも。芋煮とワインって合うらしいです!
そして、もうひとつの主役、新米!!
今回の食べ比べは、「ひとめぼれ」「コシヒカリ」「つや姫」(あさのゆかさんのご実家や妹さんが作られているお米で、当日午前中に精米したそう!)と「ササニシキ」です。
ささにしきは農薬不使用の「田伝むし」さんのササニシキ!(当日朝精米)
4種類の新米と芋煮、きのこ焼きという季節の食材満載の宴でした。
新米は本当にどれもこれもおいしかった!!さすが宮城は米どころ!
じっくりと食べ比べてみると味や食感が違うものですね。
どれが人気だったかはヒミツです。
宴会形式だったためか、みんな大盛り上がり!
初めての方もいましたが、お酒と美味しいごはんで話が弾みました。
仙臺農塾は、こうしたみなさんのネットワーク作りの場になることも目指しているので、スタッフとしては嬉しかったです。
食事の後はみんなで30分弱で片付け!!
最後までお手伝いいただき、ありがとうございました!!