公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク

私たちは、緑と水と食をとおして暮らしを考え、地球と地球環境の保全に寄与するために、多くの市民、知識人、協同組合、企業、団体で作られた環境NGOです。

宮城県仙台市の公益財団法人みやぎ環境とくらしネットワーク(MELON)の公式ホームページ。部会活動や環境に関するイベントの情報発信、ボランティア募集等を行っております。

エコシティ【旧サイトの内容です】

VPRESS BackNamber●3.循環型社会を目指す取組み3R 

 こんにちは、MELONです。 
 日本のごみに関するデータとして、環境省の「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成13年度実績)」)によると、1年間のごみの総排出量は5,210万トンで東京ドーム140杯分に相当し、国民ひとり1日あたりの排出量にすると1.124kgだそうです。 
 これらのゴミの内、リサイクルされた量は、825万トンで約15%のリサイクル率だそうです。
 ということは、残りの4、385万トン、東京ドーム約119杯分は、全国各地で燃やすか埋め立てしているということです。平成13年度の日本に処分場は2、059施設あるそうなんですが、この処分場での残余年数は12.5年分・・・現在が平成19年ですから既に残余6.5年分?思わず大丈夫なんだろうか。と考え込んでしまいした。 もちろん、処分場の増設とか行われていますから心配することはないと思いますが・・・。そして、この処理費に1人年間20500円支払っているそうです。国民全体だと2兆6029億円! 実感がない数値に、「ホォ〜・・・」です。

 商品等を、お金を払って購入し、不要となったらまたお金を払って処分する。 当たり前のように思っていましたが、よくよく考えると、これってすごく変なことだなと思いました。

 このままだと誰が考えても資源が枯渇して、ごみがあふれる地球になってしまいます。

 それで循環型社会を目指す3Rという1、Reduce:抑制 2、Reuse:再利用 3、Recycle:再資源化ということが提唱され、いろんなところで取り組まれています。
 ユアスタの「リサイクルステーション」でもボランティアの方々が、観客の皆さんに分別を呼びかけ、可能な限り再資源化しています。でも、できればマイタンブラーを利用するReuse:再利用、更にレジ袋は貰わないでマイバックを利用するなどのReduce:抑制を観客の皆さんもヨアスタはもちろん御家庭でも取り組んでいただくようご協力をお願いします。(余談ですが、3Rよりもっと環境を考えて+1R又は2Rという取組みもあるんですよ。)

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